人類はどこへ行くのか (興亡の世界史)
人類はどこへ行くのか (興亡の世界史) / 感想・レビュー
デューク
講談社の創業100周年記念出版として発行された、全21巻の人類の歴史。最終巻は、歴史から考える人類のこれから。 「歴史を問うという行為は、現在の位置を見極め、現代人が直面している問題のありかを明確にして、これからの人類の進むべき道を問うためにこそある」。多くの人々が参加した本シリーズの中で、筆者らの共通した見解である。歴史を学ぶことで、諸課題に対する明確な答えが見つかるわけではない。だが的確なヒントは、必ず歴史の中にある。そのヒントを活かせる人物こそが、教養のある人物なのではないだろうか。おすすめ
2018/07/05
どん
共著者が多くそれぞれの章で毛色が全く違うため、全体の感想は言いづらい。「第四章「宗教」は人類に何をもたらしたか」は面白く読めた。
2016/08/21
kozawa
全巻読んだ上で、それに入りきらなかった視点を幾つか提示している。ページの制限がなければそれぞれのテーマで1巻ずつやってほしかったぐらいなのだが。
2011/02/05
numainu
評価C
2009/10/06
pierre-morgan
タイトルに惹かれて買ってみましたが,各章とも中途半端なボリュームで鋭さが感じられません。歴史を語るにはディテールも含めてある程度の紙数が必要だということかもしれません。特に第1章は筆者の「上から目線」ばかりが目立つ,自己陶酔型の論調で読んでいて嫌な気分になります。
2010/04/10
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