少年をいかに罰するか (講談社+アルファ文庫 G 160-1)
少年をいかに罰するか (講談社+アルファ文庫 G 160-1) / 感想・レビュー
gonta19
2008/10/15 Amazonにて購入。 2012/8/26~9/11 最近、再び注目を集める少年犯罪。本書は2001年に改正、2007年に再改正された少年法について、藤井誠二氏と宮崎哲弥氏が対談形式で課題、問題点を指摘していく。私は厳罰化やむなし派であったが、本書を読んで少し考えが変わった。心の問題というのを何処まで他人が推し量れるのだろうか。難しい問題であり、今後も注意深く見守る必要がある。
2012/09/11
たらこ
ずいぶんと長い期間をかけてしまったので、感想を書きづらい。少年非行の被害者側の立場について考えさせる本であった。主に、システムや言説については宮崎氏が、取材に基づく生の声については藤井氏が担当。
2010/06/09
tooka
今までは被害者の視点が欠けていたという前提から、少年法のあり方や犯罪被害者のありようが学べる。熱意を感じるのでページを進める手はスムーズ。
2008/11/25
とこちゃん
様々な少年事件に関する問題や少年法の改正。興味がある話題だったのでこの本を手に取りました。2人の識者による対話形式の分析はとても興味深く、また今でも残る問題点や、少年とはそもそもどういうものなのか、という根本的な話までよく理解できました。また、お二人の意見が僕の考えている意見と方向性が近かったので共感できる部分がたくさんあり、報道を見ながら何となくモヤモヤしていたものが少しスッとしました。
2017/05/03
新橋九段
長いが大して目新しい議論はない印象。立場上当然かもしれないが藤井氏が被害者側によりすぎている気も。だからこそもう1人いるバランスが重要になっているのだが。
2016/04/11
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