野村克也人生語録 (講談社+アルファ文庫 A 164-1)
野村克也人生語録 (講談社+アルファ文庫 A 164-1) / 感想・レビュー
masayasu
元プロ野球選手、監督でありながら野村さん程の著書を出している人はいないと思われる。ドラフト外から自分がプロとして生きていくためにはどうすればいいのか知恵を絞り工夫をし努力をした結果についてのプロセスが語録として詰まっている。ノムさんは言っている「正しい努力をしなければいけない」。正しい努力すごく含蓄がある言葉だな。それぞれの語録には味がある。24年間も監督を続けられたのもよくわかる。(★4)【S】
2018/12/16
マッちゃま
ありがとうノムさん追悼シリーズ第2弾。ノムさんの野球に関わる言葉を分かりやすく書かれた本。野球人の言葉だけど、ちゃんと一般人にも適応できる有難い内容です。将来性の豊かな若者にも、社会で働く男にも女にも、上の立場と呼ばれる立ち位置の人も、一読の価値は有るかと思います。まあ〜中には自分にとって耳の痛い言葉もあります。「中途半端な人間ほど使いにくいものはない」これは効きましたよ(苦笑)肝に命じます。本書は野球人が書いた野球本でもありますが、自己啓発本としても読めます。こういった本を残してくれた事にも感謝です。
2020/03/09
黒猫
ノムさんの人生論満載!ノムさんの実体験から出てくる言葉だから、説得力がある。一言一言が格言だ。野球に興味がない人にもオススメしたくなる。弱小ヤクルトを率いて監督として90年代の黄金時代を築いた。ID野球、野村再生工場といったノムさんの代名詞もこの本で理解できる。ボヤキは選手に考えさせるためであり、それを聞いてる選手が伸びていったという実話。古田敦也の例を出して、成長した過程が書いてあり面白い。勝ちに偶然はあっても負けに偶然はない。など「考えること」の重要性を説いている。私も考えることを大切にし実行しよう。
2017/02/05
黒頭巾ちゃん
▼無視、称賛、非難▼小事が大事を生む▼結果よりプロセス▼働くのは傍を楽にするため。自分だけのためではダメな人▼言い訳は進歩の敵▼固定観念は悪、先入観は罪▼短所は長所を消すので、短所を直す▼最大の罪は鈍感▼若い頃苦労しないと年をとってから苦労をする▼信用を失うのは一瞬▼手を抜かなければ誰かが評価してくれる▼成功からは学ばない
2020/04/05
newman
たくさん書き残しておきたい言葉がありました。不器用は最後に器用に勝る。才能のない者の武器は考えること。人間の最大の罪とは何か。それは鈍感である。弱者は極限まで考え、知恵を絞り、創意工夫することによって技術力の不足を補うしかない。自分は正しい努力をしているか、毎日自分に問いかけよ。固定観念は悪、先入観は罪。成功体験が過信、驕り、満足を生む。小事が大事を生む。人間はどんなときにも手を抜いてはいけない。どこで誰が評価してくれているかわからない。縁を大切にせよ。メモは連想を呼び、想像(創造)力を刺激する。
2018/08/20
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