ひきこもりでセカイが開く時: 精神医学 (爆笑問題のニッポンの教養 15)
ひきこもりでセカイが開く時: 精神医学 (爆笑問題のニッポンの教養 15) / 感想・レビュー
かんたあびれ
テレビ番組を本にしたもの。ひきこもりの人は家で「何もしていない」というのに驚いた。しかし内容より主役の斎藤先生を無視して自論を話す太田さんと、太田さんの話を聞きつつ、自論をきちんと話される斎藤先生が印象的。斎藤先生、いい先生だな。対話形式の本って、かなり人柄が出るからハマってしまいそう。いくつも同じシリーズがあるので読んでみたい。もちろん斎藤先生の本も。
2020/03/19
ひやしなむる
お気に入りの一冊で何回も読み返してしまいます。しかし何回も「なるほどなー」と思います。
2013/05/29
ひやしなむる
斎藤先生のあとがきが面白い。いろいろ引用したくなるが、一カ所だけ引用するとしたらここかな。“私が依拠しているラカン派の精神分析っていうのは、人間っていうのはそもそも言葉をしゃべっている時点で生き物としてはおかしいんだと。みんな神経症だと。言語を持って、自分自身のことを観察するもう一個の自分がいて、それこそメタレベルからいろいろ内省したりとか、悩んだりするってことは、能力かもしれないけれども、でもその能力が暴走すると、簡単に病気になってしまう。動物がかかりえないような、言語を持ってしまったがゆえの病気になっ
2011/10/18
hexen
この番組で一番よかった回だと思う。内容の再確認と脚注による補足をおいかける本。会話形式なのに中身が濃かったと思う
2010/08/23
kuga
ひきこもりとかニートとかオタクとか言葉の意味や問題の大きさを意識して使おうと思った。話の分かりやすい先生だし、アニメの話も面白かった。
2010/07/29
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