爆笑問題のニッポンの教養 平和は闘いだ 平和構築学 (爆笑問題のニッポンの教養 23)
爆笑問題のニッポンの教養 平和は闘いだ 平和構築学 (爆笑問題のニッポンの教養 23) / 感想・レビュー
amabiko
シエラレオネやアフガニスタンの武装解除を指揮した日本人がいたことを初めて知った。空理空論ではない、実際の行動に基づいた「平和」に対する見解は説得力十分。歴史に残る偉業を成し遂げた著者なのに、その行動美学が「自身がやったこととか、書いたものとか、それがどういう評価を得るのかなっていうふうに考えながら何かをする」ことは「最もセクシーじゃない」とのこと。
2014/03/26
遠山太郎
平和は闘いだー平和構築学。ダブルスタンダードなアメリカは紛争地帯の青年ボランティアをかなりスタンダードにしてたはず。もっと日本もあるべきなんだ。もっとこの問いが響くべきなんだ。「平和とは夢でしょう?。だって実現したことがないのだから。何の罪もない一般市民が、自分に責任のない理由によって大量に死ぬ。そんな状況があっていいわけがないではないですか。それを防ぐのは学問に課された使命だと思ってますよ。とりわけ社会科学系の学問の使命は、過去からの教訓をいかに人類の公益に活かすか、それに尽きるでしょう?違いますか?」
2016/05/22
FUKU
本シリーズでたまにある、太田氏の問答がちゃんと噛み合っている回。綺麗事ではない、現実解としての平和と憲法9条を含めた理想の話。最近、日本国外での紛争に対し、日本としての関わり方を考えさせられるような出来事が多い中、もっと至近距離で事態を見てきた方が、ぶっちゃけてくれます。他人に薦められる、この内容を知らずして簡単に平和って語れない、そんな回でした。
2015/03/03
yori
★★★★☆ 「平和は闘いだ」というのはまさに言い得て妙なのです。。。
2011/05/18
オランジーナ@
武力の必要性は認めるが理想としての憲法9条は必要でそこに近づく努力が必要。紛争や戦争が無くなるのはまだまだ難しいようである。
2014/10/07
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