雪三景・裸の王様 (21世紀版・少年少女日本文学館19)
雪三景・裸の王様 (21世紀版・少年少女日本文学館19) / 感想・レビュー
たつや
このシリーズ児童書ですが好きです。確か志賀直哉や新美南吉を知ったのはこのシリーズでした。本書も水上勉、竹西寛子、開高健など、初めての作家さんの短編集ですので、お得な感じがしました。「秋末の一日」は母を思いやる気持ちと弟家族が母の面倒を見ているという複雑な環境を綺麗に描いています。昔の描写が美しく懐かしい。「裸の王様」も章節は初でしたが、懐かしく読め、こころ暖かくなりました。
2016/11/25
訪問者
水上勉「秋末の一日」、「母一夜」、「雪三景」、曾野綾子「落葉の声」が面白かったが、何と言っても開高健「裸の王様」がスタイリッシュな傑作。開高健もこれから読んでいきたい。まだまだ読んでいない作家や本が山のようにある。恐ろしいような嬉しいような気がする今日この頃。
2022/03/24
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