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竹取物語・伊勢物語 (21世紀版・少年少女古典文学館 第2巻)

竹取物語・伊勢物語 (21世紀版・少年少女古典文学館 第2巻)

竹取物語・伊勢物語 (21世紀版・少年少女古典文学館 第2巻)

作家
北杜夫
俵万智
出版社
講談社
発売日
2009-11-18
ISBN
9784062827522
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竹取物語・伊勢物語 (21世紀版・少年少女古典文学館 第2巻) / 感想・レビュー

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kagetrasama-aoi(葵・橘)

少年少女のために日本の古典文学をわかりやすく現代語に意訳したもの。「竹取物語」は北杜夫氏が担当。かぐや姫に求婚する五人の様子がかなりユーモアを交えて描き出されているのが印象的です。「伊勢物語」は俵万智氏が担当。歌物語の歌をわかりやすく現代語に意訳。“おなじ月 おなじ春で なくなって おなじ心の 我だけがいる” “月やあらぬ 春やむかしの 春ならぬ 我が身ひとつは もとの身にして” 日本語の美しさを堪能出来ます。古語の美しさにも思いを馳せられる入門書だと思います。

2020/08/09

花林糖

(図書館本)北杜生の「竹取物語」面白い!伊勢英子さんの挿絵も◎。おじいさんは広陵町三吉に住んでいたのか。「伊勢物語」も面白く俵万智さんに納得。(購入)

2017/03/26

犬養三千代

解説が丁寧で読みやすい。小学生高学年くらい対象かなと思う。竹取物語のSFとコメディの融合、人物の凡庸さと自分勝手なところなどはなんとも言えない面白さ。まて、伊勢物語のエロチックなこと原文よりもずっとスッキリと性愛を描いていて俵万智さんの力量に驚く。林静一さんの挿し絵、良いなぁ。

2020/04/21

訪問者

それにしても和歌というものは、日本の物語を流れる本流とも言うべきものではなかろうか。

2022/08/15

たつや

名著を探していたが「伊勢物語」があったので図書館で探したらこちらがヒット。贅沢な二本立てでした。挿絵は二人の画家が書かれているが、共に日本画で美しい。「竹取物語」は記憶の中のかぐや姫以上に壮大で美しい物語でした。「伊勢物語」は初読み。短歌集という雰囲気でした。数が多いので、栞を挟んですこしずつ読みました。今はメールやLINE で味気ないけれど、当時の貴族達が短歌をやり取りする様は美しい。何故化読んでいる最中、小室眞子さんがイメージでつきまとった。あの子なら現代の和歌を謳いそうだ。

2022/11/02

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