とりかえばや物語 (21世紀版・少年少女古典文学館 第8巻)
とりかえばや物語 (21世紀版・少年少女古典文学館 第8巻) / 感想・レビュー
kagetrasama-aoi(葵・橘)
田辺聖子氏による「とりかえばや物語」の現代語訳です。原文はかなり露骨な表現が多いのですが、小学校高学年及び中学生が古典の入門書として読むのに、絶妙に意訳されています。男君(秋月)より女君(春風)の心情がクローズアップされているのはやはり女流作家ならでは!この本を皮切りに色々な「とりかえばや」を探してみるのも楽しいと思います。
2020/08/09
花林糖
(図書館本)小説・漫画の「ざ・ちぇんじ!」は大好きだったけどドロドロさにビックリ。児童書でこれはOKなのか?と読みながら読了。面白さは◎。一番のビックリは秋月の変わりよう...。このシリーずは用語説明や著者あとがきが◎なのが魅力ですね。(購入)
2017/03/26
ももぞう
とりかえばや物語めちゃくちゃ面白かったです!!!面白すぎて夜中に一気読みしてしまった。児童書にしてはエッチ過ぎませんかね!(^q^)あの時代にこんな話を思いつく人がいたんだな〜、しかし作者不明とのことで?未来人がタイムリープして書いたかもしれませんね(´∀`*)笑
2016/08/30
ワカメちゃん。
山内直実・氷室冴子さんコンビのコミック『ざ・ちぇんじ』が大好きな私。古本屋さんで、『とりかえばや物語』を見つけ、飛び付いてしまったわ!わぁ~原典ってこういう話だったんだぁ~。ざ・ちぇんじより複雑で深い。週末もあいまって、夜更かしして一気読み!心が躍りながら、物語の主人公に共感。あとがきでも書いてあったけど、作者不明とはいえ、きっと女流作家さんなんやろね、部屋のなかにこもる女はつまんないと思い、羽ばたいたのよ。そして、キャリアを積んで、浅はかな男をすっぱりと斬る!痛快ね~。1000年前からこんな痛快な展開天
2014/11/30
ふみ
楽し〜い!ずっとずっと昔にこんな話を書いた人って、すごいですよね。いつの時代にも、暗黙の了解や一般的な観念を疑う人がいるのかな?とも思い、ワクワクします。このお話での主人公は、春と秋かもしれませんが、ストーリーがここまで生き生きしているのは夏雲さんのおかげでしょう!男なんて浮気ものよ・・・と作者の主張が見えるような(笑) 原本は作者不詳らしいですが、絶対女性でしょう?と思うのです。
2017/08/18
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