能・狂言 (21世紀版・少年少女古典文学館 第15巻)
能・狂言 (21世紀版・少年少女古典文学館 第15巻) / 感想・レビュー
果実
能とか狂言ってこんなに面白かったんだ! 山口仲美さんの『日本語の古典』で狂言に興味を持っていたら訳が谷川俊太郎さんだったのですぐに読み始めましたが、読みやすい。小中学生向けなだけあります。一つ一つも短いし、狂言は愉快、能は美しい。能は『かきつばた』、狂言は『蚊相撲』が特に好き。だけどどれも面白かった。次は原文、生で見たい。
2014/06/05
春ドーナツ
「21世紀版・少年少女古典文学館」は私にとって強力なツールになることに気がついた。このシリーズと出会わなければ、日本の伝統芸能である能や狂言の世界に足を踏み込むことは絶対になかったと思う。読書の守備範囲が広がることは手放しでうれしいものです。
2017/05/31
みとん
小学生(6年生?)の教科書で紹介されている本。能をやっている主人公のラノベを読んでいたりして、興味を持っているのですが、なかなか本物を見る機会がなくて・・・。そして敷居が高い!この本は、能と狂言の台本になっています。一つ一つは短いので、学芸会なんかの劇としてやっても面白いのかな?と思いました。お決まりのパターン(「いたか」「ここにおります」「思いがけずはやかったな」とか)ももわかってきた。けど、文章で読んでも雰囲気がわからないものも多いので、まずは映像とかで見てみたいなと思いました。「土蜘蛛」見てみたい。
2016/11/14
訪問者
能も狂言も一度、舞台を見てみたいのだが。
2022/08/05
あっぱれ
小学生の時の退屈な授業も、グループ分けをしてそれぞれ附子を演じる事になったら自主的に集まり練習までしていた。 古典の言い回しでも、イキイキとした面白さを子供でも感じられたから。 この少年少女古典文学館シリーズでは、現代文にしてあるが、文章をおこした文筆家の解釈も垣間見え、その是非はともかく興味深いものになっている。
2014/05/03
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