千葉県立海中高校 (講談社Birth)
千葉県立海中高校 (講談社Birth) / 感想・レビュー
ダイ@2019.11.2~一時休止
海中都市が舞台の青春もの。ラストシーンがイイ感じ。
2018/01/20
takaC
楽しめたけど、牧村光次郎が鈍チンで現代編の最後に締まりがないのが残念。
2013/01/21
どぶねずみ
数十年前に千葉県に作られた海底都市。JR京葉線海浜幕張駅と新習志野駅から延びる海中線。現実はアクアラインの発案から30年で莫大なお金の投資、こんな都市ができるはずもないが、これ児童書だと割り切って読み進める。海中都市ができてからたった数十年で失敗。都市の基盤材料となるシーコンクリートの海中溶解とその汚染。海流発電の停止。国の失敗に終わった残念な都市計画だったけど、海が好きでここで暮らした人々や海中高校の思い出は誰もが体験することのできない貴重な経験になっただろう。
2019/09/18
Koto
試験的に開発された海中都市、そこでは陸上と変わらない青春を過ごす高校生たちがいた。単にファンタジーという感じではなく、リアリティがあって存在したとしてもなんら不思議じゃないと思えたくらい。途中何度も遠い未来を想像する。海中から見上げる、海面の向こうに映る光。真横を流れるように泳ぐ魚。泣き笑い、恋をする彼ら。そして刻々と迫る終わりの時…「全世界を本当に幸せにするエネルギーって、ないんですか?」結末は夏波らしい答えだった。
2014/06/26
カワセミ440
青柳碧人さんの本は初めてです。海浜幕張沖にある海中市。なんだ、うちの近所じゃん(歩いて行けるほどではない)ホントにこんな海中都市があったら凄いねえ。ちょっと想像、妄想してしまいました。巻末のJR海中線と時刻表には感心させられます。駅の数からすると私の想像をはるかに超えた大きさだな。ビックリだよなあ。こういうホラは大きければ大きいほど楽しめます。まとめるのは難しくなるんだろうけど。夏波も三原亜紀も可愛いねえ。私にあったはずの青春時代を少しだけ思い出させてくれます。ちょっと有川さんが入ってる感がありますが。
2012/02/21
感想・レビューをもっと見る