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ちいさなつきがらす (講談社の翻訳絵本)

ちいさなつきがらす (講談社の翻訳絵本)

ちいさなつきがらす (講談社の翻訳絵本)

作家
マーカス・フィスター
谷川俊太郎
出版社
講談社
発売日
2010-11-01
ISBN
9784062830485
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ちいさなつきがらす (講談社の翻訳絵本) / 感想・レビュー

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☆よいこ

絵本。いじめの話。『にじいろのさかな』マーカス・フィスターの本なのでキラキラの印刷がある。目に眩しい▽ほかの卵より遅れて生まれたちびガラスは仲間からいじめられた。小柄で身軽だったので、群れでいちばん飛ぶのが上手になったちびガラスは「そろそろなかまにいれてくれる?」と頼んだ。だけど月まで飛べば仲間に入れてやると意地悪を言われる。ちびガラスは高く飛ぶが力尽きて落ちてきた。運よく死ななかったちびガラスに銀の羽が輝く▽死ななくてよかった。2010年刊

2023/12/06

とよぽん

読友さんの感想を読んで。「よだかの星」を思い出す。でも、これはハッピーエンド。黒と黄色と銀色が効果的に使われている。カラスの表情も巧みに描かれている。訳は谷川俊太郎さん。作者は「にじいろのさかな」で知られるマーカス・フィスターさん。今、人権週間でもあるし、学童で読もうかと思う。

2023/12/09

たまきら

読み友さんの感想を読んで。「よだかの星」を連想してしまう。人が画一的なものに安心感を持ち、規格外の存在を疎ましく思うメカニズムはどこも一緒だ。後半になっていきなり母親が登場してビックリ。自立心を促すために見守っていたともいえるし、ネグレクト気味だったともとらえられるよな…なんて思ってしまった。

2024/02/09

円舞曲

見やすさの表紙だけで図書館で選んでしまった。が、ディサービスには、なかなか意味深くて……(汗)銀色が効果的で読み語りには見やすそうなのに、残念。

2013/02/15

佳音

いじめる者のおろかさが見事に出ている。自分に都合よく手の平を返せる愚かさ。そう子どもに感じさせる読み聞かせができればいい。いじめられ傷ついても悲しみや苦しみを乗り越えて得る宝があるはずだと信じている。このからすの場合、残った銀の羽でそれが象徴されている。単にいじめれている子かわいそー的なところがなくて私はよかった。

2012/10/02

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