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DDD 2 (講談社BOX)

DDD 2 (講談社BOX)

DDD 2 (講談社BOX)

作家
奈須きのこ
こやまひろかず
出版社
講談社
発売日
2007-08-10
ISBN
9784062836333
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DDD 2 (講談社BOX) / 感想・レビュー

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まつ

やはり奈須さんの文章は大好きだ。特にシンカーvsスラッガーの変則一打席勝負はほんとうに熱い!幼い日の約束。あの日の想いは世間に、人に、悲劇に、歪められてしまったけれど、二人だけの、誰もいない球場で果たされる。霧栖のような常人には届かない絶対的な天才の描写も好きだし、秋星の「不死」のカラクリ「最高速」の発想も最高。そして、化物達をゴミのように薙ぎ払う狂気の権化のような妹の登場!え、ここで、次の巻に続く!?果たして生きているうちに続きを読むことは出来るのだろうか…。

2020/05/31

highig

( ^ω^)遠い、遠い昔への美しい憧憬とグロテスクな現在の対比を野球というモチーフを用いて鮮やかに描き出した青春昔日譚。ありったけの苦みの中に含まれる微かな甘みが、誰もが胸の中に持つ古い郷愁を刺激する。やっぱりね野球というのが特別だった世代には特別刺さる内容だったんじゃないかな。所々に挟まれる小ネタの数々は絶妙なオッサンホイホイですお。伝奇小説に野球という一見的外れな題材を上手い感じに止揚し、一つの物語として綺麗に完結させているのは、流石奈須きのこならではの見事な手腕。正に傑作小説最終巻の貫禄ですお(笑)

2018/10/20

いりあ

TYPE-MOONのシナリオライター奈須きのこが文芸誌"ファウスト"に連載していた小説の第2巻。ここに収められているのは書き下ろしです。多少は叙述トリック的な部分もありますが、内容が野球ネタで貫かれているので、時系列などが大きくぶれないので、1巻よりも読みやすくなってます。物語自体は、いつもどおりのやりたい放題でしたが、ラストがある意味で爽やかだったんでちょっと驚きました。ところで、続きはどうなったんですかね?火鉈との決着が気になるんですけど。色々とクレームとか来ちゃったのかなw

2015/06/24

いおむ

まさか野球小説とは?!面白かったけど、これは長く感じたな。文章、表現はさすがで面白いだけどこのシリーズ特有の怖さ、派手さが抑え目でした。でもこーゆーのを書きたかったんだろうな。野球対決は燃えたけど(^-^;日守秋星と石杖カナタの話は本気最高!

2020/10/20

鏡征爾

大好き。月姫を焼いてプレイしていたころからのファンなので、小説を書く上で確実に影響をうけていると思う。1より2のほうが好み。いまだにこれを超える小説にエンターテイメント作品で出会えているかというと、ない気がする。最強で最高。3がでないのですが、ずっと待っています

2020/12/19

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