3/16事件 (講談社BOX)
3/16事件 (講談社BOX) / 感想・レビュー
とら
まず「MAGNITUNING」までを読んで物凄く衝撃を受けて、それ以降を読むのはとりあえず保留することにして、榎本俊二の作品を一通り読もうと計画したのだった。もう新品でも余り書店には並んでいない作品も多いので全部は集まりきらなかったが、そこそこ榎本俊二について語れる位にはなったと思う。本当に人を選ぶと思うけれど、ハマるととことんハマると思う…麻薬だこれは…奈須きのこは王道だけれど、「空の境界」を軽く囓った程度。この作品(もう作品と言って良いと思う)を読んで、更に両者を好きになったのは言うまでも無かった。
2014/09/20
烟々羅
奈須氏のファンのかたより名前を聞いて図書館より取り寄せた。元はムックでの企画だったらしく対談など入っており、作家個人のファンであるならば確かに押さえておきたい一冊だろう。 先輩漫画家で身内ではない榎本俊二氏との組み合わせゆえの遠慮か、まるで一般的なSF作家のように「この一作」で完結したといえるタイプの中編が二編収められている。ひとつは榎本氏に提供するため、ひとつは榎本風味全開の理不尽絵画に文字でつくった額縁として。 ふだん風呂敷を広げるほうの顔ばかり見せている作家が、畳む技術を表に出していることが目新しい
2017/08/25
F
想定外のコラボレーション。謎のレースに参加する5人の男たちを描く「MAGNITUNING」。銀河級ニートVS最強の妹の激突「宙の外」。他、二人の対談など。 タイトルと同じ日に、満員の電車の中で読了しました。名前だけで買ったのでまさか『DDD』の外伝を読めるとは…。コラボでも相変わらずのきのこ節、榎本節で大変満足いたしました。
2011/03/18
miroku
奈須きのこ、『空の境界』はフロックか否か? それが知りたくて…。片鱗は見えたが、この異才二人のコラボは…キツイ!
2011/10/22
KEI
購入。店頭に並んでるのをたまたま目にし、奈須きのこの文字で即購入。好きだな、僕も。そして何より驚いたのは『DDD』の外伝。最初こそ疑っていたが、「A~D」や「記念病院」、「A異常者」の文字に狂喜乱舞。火鉈の登場にテンションは最高潮。相変わらず素晴らしい。勿論、ノベライズをした『MAGNITUNING』も秀逸であった。ファンならぜひ読んでいただきたい。ここまでずっと奈須誉めだったが、冒頭の榎本さんの漫画のトランポリンでピョーーンと飛んでからそのまま布団で寝るまでの流れが一番面白く、噴き出したのは内緒ww
2011/03/06
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