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文化祭の夢に、おちる (講談社BOX)

文化祭の夢に、おちる (講談社BOX)

文化祭の夢に、おちる (講談社BOX)

作家
彩坂美月
出版社
講談社
発売日
2012-07-01
ISBN
9784062838030
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文化祭の夢に、おちる (講談社BOX) / 感想・レビュー

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ダイ@2019.11.2~一時休止

他の方も感想に書かれているように辻村さんのデビュー作に雰囲気が似てて、SF青春モノって感じです。

2017/01/27

へくとぱすかる

今まで読んだ著者の作品より、ずっと読みやすく、作品世界にぐいぐい引き込まれて行った。あの「文化祭前日」という魅惑は、先例もあるが、他に代えがたいテーマだろう。通常の神隠し・漂流物語なら、孤立した生徒たちが協力し合うところ、そこを逆転して異様にサスペンスの高い展開にしている。そのため後半、読むスピードが加速して止まらなかった。正直早く読むのがもったいないと思ったほど。文化祭に関わるディテールもかなりちりばめてあり、再読のときはそのあたりを味わいたい。誰と「運命共同体」になれるのかわからないのが青春なんだな。

2023/01/03

そのぼん

文化祭の準備をしていたところ、突然の事故で謎の世界に入り込むこととなった少年少女たち・・・。東野圭吾の『パラドックス13』を彷彿とさせる作品でした。

2013/02/13

ひめありす@灯れ松明の火

硝子の先で心の端を引っ掻かれるような、ひりひりする本を二冊続けて。不思議な都市伝説と民間伝承のある町のお祭り。ぞくぞくっとくるような導入部。細やかに描かれたそれぞれの心情。ファンタジックなのにおどろおどろしい物語の始まり。どれもとても面白いのに、どうした事か何か物足りない。もっとページを増やしてもいいから、全部もっと濃厚に書いてほしかった。青司と円のもどかしい関係を出来たらもっと沢山!!諒や水野等善悪賛否あるにしてもこうという物がしっかりあって他の登場人物の心象風景が良かっただけに余計惜しかった気がします

2012/08/06

みかん🍊

初めての作家さん、文化祭前日に事故に巻き込まれた5人の男女が異世界に迷い込む、そこでそれぞれの抱えている思いや悩みと向き合う、その中の一人が殺人鬼と化し他の生徒を襲い出す。 最初、ミステリーかなと思ったら、青春、SFさらにちょっとホラーな感じで、スピード感もありかなり楽しめました。 他の作品も読んでみたいですね。

2013/05/07

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