ビスケット・フランケンシュタイン〈完全版〉 (講談社BOX)
ビスケット・フランケンシュタイン〈完全版〉 (講談社BOX) / 感想・レビュー
そのぼん
タイトルにもある通り、とある病気にかかった人々の体から作られた『フランケンシュタイン』の少女の物語でした。SFとか、科学的な出来事も色々と描かれていてややこしかったけど、雰囲気は嫌いじゃなかったです。
2013/11/13
(●▲●)とらうまん(*^◯^*)
【★★★☆☆】ささみさん最終巻がいつ出るかわからない中、せめてもの繋ぎくらいの気持ちで購入した日日日作品。 ジャンルはSF?奇病により人類が滅びに向かう世界で、異形の少女・ビスケが見届ける人間たちの末路とは。 わりかし淡々とした文体で盛り上がりきらないまま終わっちゃった印象ですが、退廃的なSFファンタジーみたいなのが好きな人にはツボなんかなぁと。 それにつけても、ささみさんはまだか……w
2014/02/27
宇宙猫
★★★ 久しぶりに日日日の作品を読んだけど、そういえば結構グロイの書く人だった。それでも好きだったんだけど、今読むとお腹いっぱいな感じ。
2017/03/22
活字スキー
【グロ注意】今年になってから『フランケンシュタイン──あるいは現代のプロメテウス』にまつわる映画や批評に触れる機会に恵まれ、「そういや積んでたな……」と思い出して発掘に成功。実力派ラノベ作家による、偉大なる古典の換骨奪胎。若いラノベ読みにとってはかなり刺激的な内容となっているのではないかと思うが、逆に言うと「多少尖ったラノベ」とも言える。『完全版』とのことで、絶版となっていた旧版に掌編をひとつと若干の再編集を加えたものらしい。
2019/02/07
Yobata
時は1999年,世紀末。発症するとその患部が人体からまったく異なる存在へと変質する病が少数ながらも発見されていた。その研究をしていた男性がその病の患部のみで構成された人形を作り出す。動くはずのないそのお人形は彼の度重なる言葉によって動き始める…。そしてその病が世界を席巻し人類が滅亡の危機に立たされた時、救世とされたのがかつてお人形と呼ばれたフランケンシュタインの少女だった…。安定の日日日作品だね。肉体が別の者に変わる奇病、それを終末論思想と結び付け滅亡系の物語に上手に仕上げてある。遺伝子の暴走かぁ…→
2013/10/14
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