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ふしぎの国のアリス (新装版) (講談社青い鳥文庫 109-3)

ふしぎの国のアリス (新装版) (講談社青い鳥文庫 109-3)

ふしぎの国のアリス (新装版) (講談社青い鳥文庫 109-3)

作家
ルイス・キャロル
山本容子
高杉 一郎
出版社
講談社
発売日
2008-05-31
ISBN
9784062850285
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ふしぎの国のアリス (新装版) (講談社青い鳥文庫 109-3) / 感想・レビュー

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ヴェネツィア

『アリス・オンパレード』第22弾。新書サイズ。「青い鳥文庫」に所収されていることから、基本的な読者層は小学校高学年から中学生くらいか。訳者は高杉一郎。「トム=ソーヤーの冒険」(講談社文庫)や「トムは真夜中の庭で」(岩波少年文庫)などの訳者として名高い。全体に読みやすく、言葉遊びや文化的な背景は注がついて、理解への配慮がなされている。挿絵は版画家の山本容子。この本ではモノクロなので、かならずしも真価を発揮し得ていないが、カラーだとちょっとシャガールを思わせるようなタッチの絵。「山本容子美術館」のHPが。

2013/10/22

はむちゃん

私もこんな不思議な冒険をしたいと思いました。お話の世界はドキドキすると思います。

2015/06/28

カエル子

小学校高学年くらいをターゲットにすると、そうか、こういう文体になるのか…ふむふむ。でもなー、アリスの言葉づかいが必要以上にお上品で(言っていること自体はどす黒いことが多いけど笑)、最近の子ども達はこれをどんな気分で読むのかなぁ~? 英語のジョークや嫌味を日本語にして、その面白さを伝えるのって難しいですよね。本書では訳注でかなり補足されてましたが、注を読んで笑えるかっていうと、それも無理。うーん、悩ましい(何がだ?笑)。

2016/10/18

MAY

山本容子さんの展覧会がキッカケで読んだ。英語で読めば楽しさも倍増しただろうなあというのが素直な感想。随所に出てくる詩も教養がないと意味が完璧には分からないだろうし。名作アリスのイメージが、少し、変わった。

2010/09/26

905

奥付には書いてないが、解説から察するに1986年初出のようだ。それはともかく、本文中にたくさんある注釈でもわかるように、訳者は早々に翻訳を放棄してしまっている。これまで読んだ十数種の訳書のなかで、最も特筆に値しないものの一つ。

2021/06/20

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