獣の奏者(2) (講談社青い鳥文庫 273-2)
獣の奏者(2) (講談社青い鳥文庫 273-2) / 感想・レビュー
たぬ
☆4.5 真王派と大公派の関係性。14歳になり全寮制の学び舎で医術師になるための勉強をスタートしたエリン。音無し笛のこと。王獣のこと。物語が進んできて新しいものやことがたくさん出てきた。早く明らかにしてほしいという気持ちとできるだけ長く楽しみたいから開示はまだ先でもいいよという気持ちが拮抗。今はわからないことだらけの王獣だけど、エリンとリランはきっと友達になれると確信してます。
2023/12/13
しん
ジョウンもエサル師も、子供の教え方が実にうまい!私の親は、どちらかというと子供の天性を殺すような育て方だったので、これも駄目、あれも駄目、とりあえず勉強以外ものは全て駄目(−_−;)子供の頃を振り返れば宿題の山に埋もれて訳のわからない勉強をしたこと以外には、いい思い出がほとんどない!あ〜!日本のアニメだけは見せてもらったかなぁ〜大切に育てて頂いたのに、文句ばかりいう私も情けないけど、やりたいこと何一つできなかった私にして見れば悔いの多い子供時代だった!子育て中のお母さん達にすごくおすすめしたい作品!
2016/02/11
海
国が関わる話が増えてきたけど、でてくる人が多かったり名前が独特だったりで分かりにくかったです。だからこそ私はエリンとジョウンとの暮らしのところが好きなんだなぁって思いました。だけどついに別れの時が…!!でもリランと会えた!!これからが楽しみです(*´ω`)
2014/12/27
六畳リエ
伝説の王獣と触れ合う少女エリンの物語、青い鳥文庫版の第二巻。国の権力争いなど、複雑な世界設定が語られているのに、するする頭に入ってくるのが不思議。エリンはとうとう王獣リランと対面。「むさぼるように読む」という感覚を久しぶりに味わいました。エリンの学友のユーヤンは本当にいい人で、こういう子がたくさんいたら諍いなど消えてなくなる気がしました。きっとエリンは作者・上橋さんであり、本好きな全ての少女たちの投影であり、ユーヤンは理想の友人像なのだと思います。
2010/06/04
おはなし会 芽ぶっく
5年生ブックトーク授業【夏休みおすすめの本】1&2巻を紹介しどちらも借りたかったようですが、今回はバラバラの貸し出し。気になる子は別日に借りてほしいと思います。女子に人気。
2022/07/11
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