お嬢様探偵ありすと少年執事ゆきとの事件簿 (講談社青い鳥文庫 245-4)
お嬢様探偵ありすと少年執事ゆきとの事件簿 (講談社青い鳥文庫 245-4) / 感想・レビュー
美葉
小学生の時はまってた本。懐かしい。。文章が丁寧で良い。面白い。ありすの最後の言葉はゆきとを安心させるために言ったんだろう。そこまで見抜けるってすごい。
2018/09/07
nana&qoo
藤野恵美さんによるジュブナイル。両親を交通事故で亡くした”ゆきと"が、執事として仕える二ノ宮家。そこのお嬢様ありすは、探偵として難事件の解明に勤しむ。ゆきと、ありす、共に11歳で学校にも行かず働いている、という義務教育も児童福祉法も無視した設定は、いかにも児童向けなんですが、面白く読みました。クールなありすの性格、孤児である自分の立場をわきまえ、より良い仕事をしようと切磋琢磨するゆきとの覚悟、ゴージャスな屋敷の描写など、子どもの頃に読めたら良かったな〜と感じました。続編も読みます。
2017/02/08
深青
シリーズ1作目。おぉ!表紙に引かれて借りたけど、面白かった。天涯孤独となり、執事見習いとして働くことになったゆきととお嬢様で探偵のありすの物語。合間合間で挟まれるゆきと君の心情がとても切ない。でも最後にお嬢様がゆきと君に言った台詞がかっこ良かったなぁ。お嬢様、男前でした!(笑)
2015/06/02
トリプルアクセル
時流に乗ったキャラ設定は好みが分かれそうなものの、個性的で面白かった。ミステリとしても大小様々な謎、伏線とミスリード、意外な犯人と、しっかりとした構成。大人でも楽しめる、素晴らしい児童向け本格ミステリだった。
2018/06/16
kenitirokikuti
再読してみた。小学校中学年向けで、漢字は総ルビ。語り手は11才の少年。この第1巻では学校のシーンは描かれていない。本巻では「財閥」の「当主」という言葉で「子ども探偵」成り立たせている。ヒロイン・探偵の二ノ宮ありすはツンデレとかホームみたいな奇矯な性格はしていない。幼いのに聡明すぎるため、大人から薄気味悪がられたりすることを内心では気にしているようだ。本人は持つものの務めを果たしたいと真面目に考えている▲過去に肉親が変死した、ということを事件の根を置いている。リアルタイムでの殺人は起こさないようだ。
2017/09/18
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