ピーター・パンとウェンディ (講談社青い鳥文庫 133-2)
ピーター・パンとウェンディ (講談社青い鳥文庫 133-2) / 感想・レビュー
元気伊勢子
CLAMPの表紙に惹かれた。ディズニーの映画をまず見たのだが、ウェンディがピーターパンと一緒に遊んだり、冒険をしたりして大人になる話ではあるのだが、原作は切ない話だった。大人になると子供時代が貴重でかけがえのないものだったんだなと実感する。これは、絶対に読み返したいくらい自分にとっては大切な本。
2023/10/08
カモメの本棚'10
訳あって「ピーターパン」を3冊読み比べている。1冊目。 発行は2010年だが初出は1984年。やはり訳に時代を感じる。(好きだけど) 話が半分まで進んでも大した事件が起こらない!しかも回りくどい! 子どもの頃読んだんだけれど、大筋しか覚えていなかったのは、多分読んでて疲れたんだと思う! それなのに、最後までワクワクするのは、やはり心惹かれる内容なんだろうな、と思う。 しかし...フック船長は「きれいな顔だち」だったのね。
2015/07/04
あまぐり。
…思いきった挿し絵の選択にイイネwする位の気持ちで、あまり読みたくはなかったけど読んだ系(苦笑)…なんなんだろうな…この、人間に対する風刺か;?厭世;?ちょっと疲れちゃったな;
2014/12/02
ガンコ
訳が同じ人の文庫本を他にも持っているにも関わらず、CLAMP先生が表紙・挿絵と聞いて購入しました!イラスト麗しいです。そして犬小屋に入ってるお父さんの絵がシュールすぎて噴き出しました。ピーター・パンにはディズニー的なイメージがあったので、キャラデザも新鮮でした(特にティンカー・ベルが)。
2011/02/01
斑入り山吹
子供の頃挫折した。挫折した理由も覚えている。色々と気持ち悪いから。お母さんになりたがりの女の子(冗談じゃない!とあの頃思ったもんだ)、子供っぽいお父さん、すぐ人殺しをするところ。でもやっぱりピーターの性格が一番気持ち悪い。とか色々ネガティブなことを書き連ねたが、40を過ぎたら少々の我慢はできるようになって、ちゃんと最後まで読めた。気持ち悪いのに変わりはないんだけれど、ある意味 真理をついているともいえるんだよなぁ。子供であることを美化するのは嫌いだけれど、これはこれで本当な気がしてくる。名作かもしれない。
2011/08/30
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