お嬢様探偵ありすと少年執事ゆきとの事件簿 時計塔の亡霊事件 (講談社青い鳥文庫 245-5)
お嬢様探偵ありすと少年執事ゆきとの事件簿 時計塔の亡霊事件 (講談社青い鳥文庫 245-5) / 感想・レビュー
深青
シリーズ2作目。ありすお嬢様が通うフィロソフィア学園で亡霊事件発生!?止まってしまった時計塔と亡霊の関係とは…?ありすお嬢様が華麗に解決。お友達も登場して、今後も楽しみです。
2015/06/21
kenitirokikuti
シリーズ第2巻の電子版を購入。原著の刊行は2011年。本巻は学校の七不思議のうち「時計塔の幽霊」を扱う。前作ではノートルダムのせむし男の、本作ではオペラ座の怪人のイメージを借りている。…しかし、それらは装飾で、ほんとは不登校を巡るお話だ▲斜めに見ると、財閥の幼い当主・ありす嬢はおうちがやくざって見る方が自然だ。ジャンプでやってた学園ラブコメ『ニセコイ』もそうだったけど。『謎解きはディナー…』は富豪刑事型でお嬢さま刑事だった▲いまの児童向け…というか『コナン』世代おける探偵ものの位置がよく見えないでいる。
2017/09/19
ゆーりん
アップルパイおいしそうだった! ビスケットの話、面白かった。 個人的にはこばとちゃんの性格が苦手。 勝手にライバル視キャラはちょっと・・・。 ゆきとの受けた試験が面白かったなぁ。
2012/08/05
あわ雪
ミステリとしてひきつけられるというほどではないが、図書室におススメ。語り手のゆきとが、執事という設定なので、ことばづかいがていねいで、文章が知的、かつユーモアがある。ギャーとかキャーがない。作中に出てくる問題、漢字の穴埋めとか、理科の実験が頭の体操になる。牛乳びん(今、給食も紙パックになったが)と卵の実験、やってみたい。挿絵もかわいい。ありすの髪型、スフィンクスみたいな巻き毛。「美しい水色に、鼻を通りぬけていく豊かな香り、舌の根に感じるコクと絶妙な渋み。茶葉のもつポテンシャルがあますことなく引き出されてい
2022/09/05
リョウ
お嬢様11歳なのに学校どうしてるんだろうと思ってたけど、友達を傷つけないため自ら孤独を選んでいたとは。前巻の「私のことだけを考えて」がより突き刺さる。気ままに見えるけど、実際は優しくて繊細で、それでも友達のためなら孤独さえ耐えてしまう、お嬢様はおつよいかたです。
2018/08/16
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