ぼくと未来屋の夏 (講談社青い鳥文庫 174-28)
ぼくと未来屋の夏 (講談社青い鳥文庫 174-28) / 感想・レビュー
みっぴー
夏が終わる前に!と思い、タイトルに『夏』がつくものを(^^;)未来を売る男猫柳さんがいきなり小学六年生の風太の家に転がりこんで、一緒に夏休みの自由研究をすることに。ファンタジーものかと思いきや、なかなかどうして、本格的なミステリ。風太の町の不思議な言い伝えを解き明かしていく、人の死なない日常の謎。誰もいない商店街の話がめちゃくちゃ面白かったです。作中にメフィスト賞や乱歩賞のことが出てきたので、作者の方は、やっぱりミステリの心得がおありらしい。はやみねさんの他の作品も読んでみたいです。
2017/09/18
はるき
はやみね作品は青い鳥文庫によく似合う。子供に夢を与える作風ですが、なかなかに骨太な構成で嬉しくなります。好きだなぁ。
2017/10/28
作楽
不思議な話でした。 子供に人気なんだそうですが、最初に読んだ話がサイコパスだったので、同じ作者だと思うと微妙です…。もちろん多様性はあると思いますが。
2017/11/26
ほたる
未来が見える謎の人物、猫柳とのひと夏の思い出。自由研究を通して神隠しの謎に挑む。色々ぼかされて描かれている印象があるが、結末で起きたことはきっとずっと忘れることがないのだろう。風太くんが普通に鋭い推理で賢いなと感じた。赤い夢らしさもありゾッと…
2021/06/10
こゆ
小5、一人読み。
2024/08/02
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