怪盗クイーンと悪魔の錬金術師 バースディパーティ前編 (講談社青い鳥文庫 174-29)
怪盗クイーンと悪魔の錬金術師 バースディパーティ前編 (講談社青い鳥文庫 174-29) / 感想・レビュー
ユメ
はやみねさんの書くキャラクターがとにかく好きなので、クイーン、ジョーカー、RDがお決まりの会話をしているだけで楽しめる私。だが、事件は起こる。何のために?すべては怪盗クイーンが華麗に参上するために!今回の獲物は悪魔の錬金術師が遺したヴォイニッチ文書。どんどん話のスケールが大きくなってきている気がするが、クイーンなら人智を超えた存在にも勝てると思えてしまう。ホテルベルリンに探偵卿も御活躍。でも、悪いなクイーン、いちばんの特等席はページの外なんだ!ひそかに宇宙を救ったRDに、私の「全米フォルダ」が泣いた。
2017/11/08
みなみ
怪盗クイーンシリーズの今作では、これまで誰も読むことが出来なかったヴォイニッチ文書を盗むことに。RD以外の人工知能が初めて登場して、擬人化した人工知能の姿を新鮮に感じた。「「幸せ」は人それぞれだからね。わたしが押し付けても、彼の幸せにはならない」というクイーンの言葉が優しいけれど、普段の行動が突拍子がなさ過ぎて、ジョーカーやRDにいまいち伝わっていないのは不憫。
2023/09/16
愛
約3年ぶりに児童書を読みました。行間と字の大きさに戸惑いつつも、自分の成長を実感。怪盗クイーンの面白さは変わってませんね。クイーンとジョーカーとRDの絡みがもう最高でした。バスの中で笑いを噛みしめるのが大変で大変で。解読を試みるRDが可愛くて好きだなー。そして、なんといっても最後のジョーカーが気になりますね。次巻が待ち遠しいです。
2013/09/19
波多野七月
ついに来た。やっぱり、怪盗クイーンはこうでなきゃ!謎めいた文書、それにまつわる謎を解くうちに出会った錬金術。孤独な、ある大金持ちの老人とその息子に似た謎の青年。かつてクイーンと死闘を繰り広げたドライ・ドラッへンに、新たに参戦した、探偵卿アンゲルス。謎めいた設定に、お馴染みのメンバーに加え新たな顔ぶれもさらに登場して華やかなことこの上ない。クイーンの、怪盗らしいシーンにわくわくが止まらない。そして、まさかまさかのRDの擬人化(しかもイケメン眼鏡男子)!後編が、待ち遠しくてたまらない!
2013/08/16
ピカ
後編の前に再読。ティタンが健気で……。最後に本心を知ってもらえてよかった。クイーン、どさくさに紛れて人助け。かっこいいぞー!ジョーカーはあんなことになって心配。それから、やっぱりヤウズの出番がもっとほしいな~。後編楽しみ。
2014/04/22
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