ロードムービー (講談社青い鳥文庫 301-1)
ロードムービー (講談社青い鳥文庫 301-1) / 感想・レビュー
だまだまこ
「冷たい校舎の時は止まる」のスピンオフ。図書館で予約したら児童向けの青い鳥文庫だった。普通の文庫より少ない2作品の収録だったよう。確かに、小学5年生のトシとワタル、2年生のヒロとみーちゃんの物語は小学生にでもわかりやすい内容。だけど、さすが辻村先生、騙されて驚く場面もあり、うっかり泣かされた。むしろ大人の方が泣ける話なんじゃないかな、と。「冷たい〜」では深月の保護者のように落ち着いていた鷹野だが、みーちゃんにこんな風に守ってもらった過去があったのかと思うと何だか微笑ましくて、2人の深い繋がりを感じた。
2018/08/07
いく☺︎
大好きな辻村さんが青い鳥文庫に!息子に堂々とすすめられるうれしさったら。でも文庫版より1篇少ないのですねー。文庫読まなきゃ。リアルに小学生な息子の方が、新鮮に身近に感じられるだろうな。うらやましい。
2016/03/05
NADIA
「冷たい校舎の時は止まる」のスピンオフということで図書館で予約したら・・・子供向けの本を借りてしまった(^^; 大きな活字にふりがなだらけで通勤電車で読むには少々恥ずかしかったけど、ストーリーになるほどと納得。高校三年生になったヒロ君がやけにみーちゃんに肩入れする理由が分かったような気がする。この子供時代の負い目(?)は無関係ではないだろう。機会があったら、講談社文庫版も読んでみたい。
2017/03/28
eriko*
「冷たい校舎の時は止まる」の関連本と聞いて読み始めたけれど、ロードムービーの方は、読後、ネットで見るまで、どう関連してるのか、分からなかった。(^_^;)「雪の降る道」は読んでいくうち、だんだん内容を思い出してきた。文庫版はあと3篇収録されてるようだ。 ちかくの図書館にはないようで残念。
2018/01/17
はるき
大好きな作品を大好きな児童向けレーベルで出版される嬉しさ。たまりませんな。切ない内容なんだけど、心が柔らかい今こそ読んで欲しい良作。これを読んで大人向け辻村作品にも挑んでね!
2016/02/09
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