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ムーミン谷の仲間たち (新装版) (講談社青い鳥文庫 21-15)

ムーミン谷の仲間たち (新装版) (講談社青い鳥文庫 21-15)

ムーミン谷の仲間たち (新装版) (講談社青い鳥文庫 21-15)

作家
トーベ・ヤンソン
山室静
出版社
講談社
発売日
2013-11-15
ISBN
9784062853903
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ムーミン谷の仲間たち (新装版) (講談社青い鳥文庫 21-15) / 感想・レビュー

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ねむねむあくび♪

図書館の本。あー、読み終っちゃった!!お久しぶりのムーミンワールド♪谷のみんなの様子が、懐かしい友人を訪ねたような嬉しい気持ちにさせてくれます。中の絵も、ムーミン展の原画で見た作品が所々にあって、嬉しいです♪目に見えない子、ニョロニョロのひみつ、スニフとセドリック、もみの木、が好き♪ 解説の高橋さんの文も沁みるし、黒魔女シリーズの石崎先生のエッセイはとても暖かくて優しいなあ~(*^。^*)良かったです♪

2015/03/29

おいしゃん

個人的にムーミンブームが到来。「決して捨てず、ずっと持っていて」との帯に、ん?と思ったが、読み終えて納得。個性もなく、おどおどと生きていた登場人物たちが、ムーミン谷の仲間たちとの些細なやり取りから、気づきを得て、自分らしく楽しく生きるように。そんな姿が優しく描かれ、どの章にも私たちへのメッセージを見出すことができる。いつもは図書館で借りてばかりだが、これは買って良かった。

2014/05/29

たぬ

☆4 スナフキンのキャラが違う…アニメでは温和でゆったり構えているけど原作だと違うんだ。ほかにも怒り・嘆き・悲しみが性格のベースになっているキャラがそこそこいてフィンランドというお国柄なのか、たまたまなのか。アマゾンは存在しているけどクリスマスがどういうものなのかはさっぱりわからないムーミンたち。9編どれも面白かったです。やはりキャラクター名鑑欲しいな。

2023/08/23

TSUBASA

ムーミン谷の不思議な生き物たちが出くわした事件を描く9つの短編集。作品的には比較的後半のものだったか。前の作品を読んだときも思ったけど、訳が独特で面白いな。穏やかな雰囲気のあるムーミンが突如「だまれ!」と言い出したときは笑ってしまった。それはともかく、毎回個性的な生き物たちが現れて読者を微笑ましい気分にさせてくれる。気に入った作品は、親に冷たくされて姿が見えなくなってしまったニンニとムーミン一家の交流を描く『目に見えない子』。あとニョロニョロ得体が知れなくて怖い。

2016/05/06

バニラ風味

ムーミン自体もですが、ムーミン谷には、ほんとに多種多様な生き物が暮らしています。常にこわいものを想像しているホムサ、いつもこの世におびえているフィリフィヨンカ、皮肉を言われ過ぎて、首から上が見えない女の子など。イラストを見ると、虫には見えない「はい虫」も稀有な存在。でも、私が惹かれるのは、やっぱりニョロニョロ。彼らの生き方をかわいそうと思うか、自由と思うか。それは、その時の心情によるでしょう。クリスマスを知らないムーミンたちの、初めてのクリスマスも印象的なお話でした。

2016/09/05

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