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ムーミン谷の十一月 (新装版) (講談社青い鳥文庫 21-17)

ムーミン谷の十一月 (新装版) (講談社青い鳥文庫 21-17)

ムーミン谷の十一月 (新装版) (講談社青い鳥文庫 21-17)

作家
トーベ・ヤンソン
鈴木徹郎
出版社
講談社
発売日
2014-11-14
ISBN
9784062854566
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ムーミン谷の十一月 (新装版) (講談社青い鳥文庫 21-17) / 感想・レビュー

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♪みどりpiyopiyo♪

冬眠前の十一月。人恋しくてムーミン屋敷を訪れた人々。けれどもムーミン一家は旅に出ていて…。前作『ムーミンパパ海へいく』の裏側の物語です。■みんなで過ごすうちに、あれこれトラブりながらも それぞれが抱えていた問題が解決していったのが嬉しくて。助けを求めた人も、頑張って助けようとした人も、説教する人も同情する人も居ないのにね。■巻末には、フィンランド文学研究家 高橋静男さんの解説と、作家 藤野恵美さんから青い鳥文庫を読む子供達に向けたお手紙も。どちらもとても良かったです。(1970年)(→続

2019/06/14

timeturner

青い鳥文庫版で再読。つくづく不思議な話だ。ムーミン一家が出てこないムーミン物語。それぞれに問題を抱える連中が集まり、共同生活をする中で探していたものをみつけ帰っていく、セラピー合宿みたいな企画。児童文学でこういう話が書けるなんてそれまで誰も思わなかっただろうなあ。

2019/06/14

朔ちゃん

前巻で、灯台島に出掛けたムーミン一家。留守とは知らず、ムーミン屋敷に集まってきたのは一癖二癖三癖もある方たち…。私の推しのフィリフヨンカさんもいる!主人公がいないまま(気配は感じつつも…)それぞれぶつかり合い、気付きを得て解散していく様は「冬」で感じた解放感に似て、とても気持ちが良い。そして、一家の帰還を匂わせるラスト…そう、ついに最終巻なのだ。解説にあったように、どんな変わり者でもムーミン谷はいつでも歓迎してくれる。なので私もまた再訪するつもりだ。【ムーミン9・最終巻】

2022/08/15

ふくねこ

初ムーミンです。なぜか幼少の頃からムーミンになじみがなく、アニメも見たことがありませんでした。あまりなじみのない登場人物ばかり(この話ではムーミン一家は登場せず)で作品世界に入り込めるかなと思いましたが、心配は無用でした。一癖も二癖もある人達が疑似家族を作り、やがてそれぞれの場所に戻っていく。冬に暖かい室内で読むとより作品世界に入り込める気がします。心がじわっと暖かくなる作品でした。

2015/01/20

Y&C

いろんな人が出てきておもしろい! この本って十一月に読むのも良いかもしれません。

2015/02/15

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