小さなトロールと大きな洪水 (新装版) (講談社青い鳥文庫 21-18)
小さなトロールと大きな洪水 (新装版) (講談社青い鳥文庫 21-18) / 感想・レビュー
🫧
★★ムーミントロールは、お母さんとともに、いなくなったお父さんを、途中で出会ったスニフとともに探す旅にでる。ようやくお父さんらしき有力情報を得たが、大きな洪水が起きてしまう。シリーズ第1弾。 *幻の第1弾。ムーミンはもちろん知っていましたが、原作を読んだことがなかったため、今作から追うことにしました。書かれた背景もあり、楽しく読めました。
2016/02/13
朔ちゃん
この作品は、ムーミンシリーズの初期にあたり、イラストもキャラ設定も異色だということで、作者自身が翻訳になかなかGOサインを出さなかったという。陽が差さないとか洪水とかどこか不穏な世界観…ニョロニョロも不気味だし…。でもその暗さに惹かれてしまう。夢のチョコレート工場みたいなシーンで児童向けの作品だと思い出す。小さなトロールたち及び他の登場人物の人間くささが良い。親近感がわいてより可愛く思える。【ムーミン1】
2021/12/14
月島のん
初めてムーミントロールの話を読んだ。これは処女作らしく、ほかのムーミン童話とは少し異なるそう。この不思議な世界が好きになったので、ぜひ他のムーミン童話も読んでみたい。
2019/09/22
NOYUKI
ムーミン展を見に行って、遅ればせながら読んでみました。これが、一作目なのね。ムーミンって家付き妖精だったんだ。ママがずいぶん強くてびっくりした。
2015/05/09
wknwkn
ムーミン読破したいと思って第1巻と思って借りましたが、幻の第1作だったのですね。ムーミンの背景にも戦争があったのですね。お話の底流にある不安を感じる。最後に谷にあのお家があったのは嬉しかったなぁ。
2017/01/15
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