帝都万華鏡たゆたう光の涯に (講談社X文庫 はG- 4 ホワイトハート)
帝都万華鏡たゆたう光の涯に (講談社X文庫 はG- 4 ホワイトハート) / 感想・レビュー
あし
京介→琢馬はともかく琢馬→京介にも焦がれるような恋情があるのが分かってときめきました…。今市子さんの挿絵と古めかしく流暢な日本語が美しいお話を堪能させて頂きました!
2008/09/10
雪雫
★2。 シリーズ4冊目。1冊目の京介と琢馬の続編。琢馬目線なので琢馬の想いを読み取れたのは良かった。色々引っ掛かる所はあるけどもういいかなと…。
2017/08/03
紅茶あめ
読み終えて様々なものが胸の内を駆け巡り、どこに焦点をあてればいいのか、うまく言葉にならない。京介の強靭なところも好きだが、琢馬の弱さも愛おしい。琢馬の京介に対する感情には負の極性のものも含まれていて、見せたとしても京介にはわからないだろう。互いに思っているのに、重なりきらない部分がある。そこを抉り出すのが、著者の持ち味なのかもしれない。それでも、春洋と紘彦のようにきっと二人で一緒に歩んでいくのだと、言い切れるのだけれど。美作の横恋慕はそうきたか!と感じた。馥郁たる日本語を堪能した。ありがとうございました。
2012/10/04
もなこ
脳バナの次がこれかよ私!しかも3作目をとばしてる〜。だって私の脳が、京介と琢馬の続きが読みたいっていうんだも〜ん(>∇<)。えー、与太はこれくらいにして、今回は琢馬目線が中心で、より彼の内面があらわになりました。決して強くない、弱くて卑怯なところさえ垣間みえるのに、それがいやにならないんだから私も相当だなあ。京介が詩の書けない琢馬を「大丈夫」と思う、その思い方が好き。うまくいえないけど、よく知ってるなあとも思い、惚れてるなあとも思えて(笑)。お幸せに(^-^)
2009/07/10
カノン
今市子さんに釣られたこのシリーズ。過去と現在の糸をよりあわせて辿り着いた二人の姿に胸が熱くなった。そしてこの巻でも京介兄に萌えたぎってしまう…。全編を通して、愛すべき日本人の気質が描かれていて恋愛以外の面でも楽しめたし、もー大満足。
2009/06/30
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