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現人奇談 (講談社X文庫 ふC- 35 ホワイトハート)

現人奇談 (講談社X文庫 ふC- 35 ホワイトハート)

現人奇談 (講談社X文庫 ふC- 35 ホワイトハート)

作家
椹野道流
あかま 日砂紀
出版社
講談社
発売日
2008-12-26
ISBN
9784062865807
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現人奇談 (講談社X文庫 ふC- 35 ホワイトハート) / 感想・レビュー

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藤月はな(灯れ松明の火)

悲しいことがあっても泣けないのは辛いから敏生が安心して泣ける場所があって本当に良かったと思わずにはいられません。そして「なぜなに」問答が宗教と哲学的な分野まで及び、学習や絵も真剣に行う小一郎の姿に餓鬼大将だけど優しい子供の成長が逐一、嬉しいお母さんのような心境になります(笑)宗教問答はシンプルだけど机上で捻くり返さないためか的を得ていていいなと思いました。

2012/10/28

瀧ながれ

絵の師匠が亡くなり、彼女の残した願いを果たすため、敏生ががんばるエピソード。前巻とは対称的に、天本・敏生・小一郎という最小メンバーでの活躍で、これはこれでいい雰囲気だなあと思います。

2014/09/01

roomy

ライブラリー本。鬼籍通覧シリーズ以外は初めて。これはこれで面白かったのですがシリーズ物は最初から読んだ方がいいですね。

2013/07/22

takoing

この絵はダメ。もうダメ。 年数経ってるからしょうがないんだろうけど、あまりにも違いすぎる。先生の想いを伝えに天草へ。映画「沈黙」を見てすぐだったので、キリシタンへの迫害のひどさを小説の文章以上に感じてしまった…。

2017/04/09

紅羽

久しぶりに読む奇談シリーズ。辛い時期を乗り越え、やっと復活した敏生に舞い込んだ絵の先生の死。そんな時に支えてくれる森や小一郎の存在がとても温かいです。 司野さんと正路の主従カップルはもうすっかりレギュラーですね。まったりゆったりな森と敏生とは対称的な二人が結構好きです(笑)今回トマスパパは何も仕掛けず森とお話をしただけですが、彼の過去がどんなものなのか気になります。そして次回こそは龍村先生が本編に登場しますように。

2013/02/10

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