ホーリー・アップル 穴だらけの林檎 (講談社X文庫 かB- 27 ホワイトハート)
ホーリー・アップル 穴だらけの林檎 (講談社X文庫 かB- 27 ホワイトハート) / 感想・レビュー
扉のこちら側
初読。硝子の街シリーズに続く、著者お得意のニューヨークもの。80年代のニューヨークの雰囲気が面白い。
2008/12/26
つたもみじ
時代は80年代のアメリカ・ニューヨーク。恋人に去られた傷を引き摺っている臆病で弱気なハリー巡査と、その所轄に配属された刑事ドイル。ドイルはキレ者だけど皮肉屋で協調性がなくて取っつき難い。でもそんなドイルが私生活では甘すぎるほど甘くて…これがギャップ萌えというものなのか。ハリーのような男には多少強引な方が良いだろう。BLというよりも同性同士の恋愛小説と言う感じで、更に言うとミステリ調の警察ライトノベルかな。当時の都市の様子、描写は割と細かくて興味深かったです。
2013/10/14
はなちゃん
「硝子の街にて」シリーズをリアルタイムで読んでいた以来の柏枝さん。こちらで「厄介な連中」シリーズのスピンと知りましたが、そちらは未読。NYの風が吹き抜けるような作風は健在で懐かしかったです。「硝子」では出会いからじっくり深まった愛がこちらでは若干(だいぶ?)唐突。そのあたりこれからどう書かれるか楽しみではあります。
2017/06/06
いいちゃん
えびしさんのイラストが素敵だー♡ お話は、柏枝さんらしいですね。ニューヨークの警察官のお話。会って早々に体の関係ってのもアメリカのゲイらしい(偏見?)わ。2人の関係が甘くなるのを期待しつつ、次巻へ。
2014/10/13
ゆうちゃん*明日も晴天
4☆/'09一発目はこれです。今後の二人の関係が楽しみ!リョウイチロウ、なつかしい〜。厄介な連中を読み返したくなってしまった。
2009/01/05
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