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夜陰の花 華族探偵と書生助手 (講談社X文庫 のA- 3 ホワイトハート)

夜陰の花 華族探偵と書生助手 (講談社X文庫 のA- 3 ホワイトハート)

夜陰の花 華族探偵と書生助手 (講談社X文庫 のA- 3 ホワイトハート)

作家
野々宮 ちさ
THORES柴本
出版社
講談社
発売日
2015-12-04
ISBN
9784062868860
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夜陰の花 華族探偵と書生助手 (講談社X文庫 のA- 3 ホワイトハート) / 感想・レビュー

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papako

ひたひたと戦争の影が迫る京都。三高の庄野達も軍事訓練を行っていた。そんな訓練中に負傷した人物を保護して。。。華族という生き方、芸術家の生き方と思想。戦争でさえなければ違った出会いがあったのに。と思わずにいられない。井坂に加えて斎藤も仲間になり、にぎやかなトリオに。小須賀と千也との関係もいいな。そしてお千代ちゃんの舞妓姿への庄野の感想がおかしい。さてさてあと1冊。

2019/09/23

しゅてふぁん

今回は庄野君が小須賀先生を巻き込んだ事件。昭和初期、この時代のことはあまり詳しくないから何ともいえないけれど、色々と難しい時代だな、と。自分の信念を貫き通すのも大変だ。

2018/07/15

はなうさぎ

軍事演習時に行き倒れを拾った事に端を発し、庄野君を初めとする三高生達が事件に関わっていき、なかなかの事件へと発展していく。ライトなのにしっかりした構成で伏線もその回収も見事。バラバラだった出来事が一つになっていく様が気持ちよい。前2作も面白かったけれど、本作が一番こなれた感じがする。小須賀の在り方が垣間見えたり、過去が少しだけ明らかにされたり、事件以外の部分も好感触。特に庄野君の気持ちのやり場が読みどころかも。読みやすくて読み応えのある作品でした。

2019/06/25

あにか

今回は全編を通して暗く不穏な雰囲気でした。小須賀や斎藤との出自の違いに拗ねて思い悩む庄野君が人間らしかった。キラキラして真っすぐなだけじゃなくて、そういう感情もあったんだね。表題の「夜陰の花」、すごく深い意味があったな。人を寄せ付けないようにする小須賀、庄野君がその孤独の闇の中に咲く花となったらいいな…☆5

2017/03/09

椿櫂

書生さんものって良いですな。

2016/12/15

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