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調べてみよう、書いてみよう (世の中への扉)

調べてみよう、書いてみよう (世の中への扉)

調べてみよう、書いてみよう (世の中への扉)

作家
最相葉月
出版社
講談社
発売日
2014-11-21
ISBN
9784062870078
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調べてみよう、書いてみよう (世の中への扉) / 感想・レビュー

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Aya Murakami

図書館本。 ノンフィクション作成の手ほどき。やはりというべきか、インターネットは便利だけど情報の裏付けが厳しいとの注意書き。調べもののやり方を教える大人は口をそろえて言っていることですね。インターネットに関しては著者がホームページで答えたものをそのまま提出物として出す生徒学生がいたという苦い体験談も。この手の問題はチャットGPTが登場した2024年の今ではさらに深刻になっていることでしょう。 最後に、私個人が気になるテーマを一つ絞るとしたら、地元の農産物の歴史…かな?

2024/08/12

杏子

とてもいい内容だった。ノンフィクションを書くために必要なことが書かれているが、調べ学習の基礎にもなると思う。ただ、小学生にはこれを読み込んで実践するのは少々難しいかもしれない。大人が補佐してあげないとダメだと思う。中学生以上で、だったら可能だろうが。やっぱり授業で必要があった時に、こういうものを読んで自分なりに組み込んで、作っていくものかも。小学生の頃から、こういうものを読んで育ったら、もっと上の年代になってもおかしな間違いをせずにすむと思うので、なかなか読まれにくいとは思うが、常備して勧めたいものだ。

2015/02/20

頼ちゃん

アクティブラーニングが叫ばれる今、この手の本は増えたし、学校でも調べ学習は増えてきた。でも調べ学習の仕方をきちんと教えてはいない。この本をきちんと読む小学生は少ないだろう。私がまず勉強して伝えていかなくては。

2017/10/29

hydrangea

本書の読者対象は小学生とのことですが、書かれている内容はモノを書くための基礎事項であり、下手な指南書などよりも判りやすい一冊です。特に第4章「人に会って話を聞こう」は、社会人の視点で読み進めると、意外やできない人間が多いことに気が付く筈です。著者のようなプロのライターであっても、作品を書くために行っていることは決して奇をてらったものではなく、基本事項をきっちりと遂行していることを改めて実感しました。社会人にもお薦めです。

2014/12/14

izw

小学生向けに書かれた本ですが、基本的なことが丁寧に分かりやすく書いてあるので、大人でも参考になる。テーマを見つけて企画書を書く、つまり、書きたいこと、伝えたいことを決めて言葉にすると半分終わったというのも実感がこもっている。インタビューをお願いするときは、手紙でなぜあなたに窺いたいかが分かるように丁寧に依頼することが基本だという。先日、最相さんのお話を窺ったときに、今年大学で講義をしたがこの本を大学生にも読ませたい、と笑って言っておられたのが印象的だった。

2015/10/18

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