日本のルールは間違いだらけ (講談社現代新書 2017)
日本のルールは間違いだらけ (講談社現代新書 2017) / 感想・レビュー
たくのみ
正しいかき順の嘘、ローマ字のいい加減さ、恣意的な当用漢字表、JIS漢字のお粗末さ。どれも、激しく思い当たる。レールの規格論争はともかく、国民の財産が相当額消えた、年金問題。ソープ名称とPSEマーク騒動。 そういえばあったね。「だから日本はいい加減」という趣旨には賛同できないが、とりあえず、まあまあで済ませる、あいまいな解決を好む体質と忘れっぽい国民性が私を含め、やっぱりあったのかも。
2014/04/15
マーク
30 最後の裁判員制度が人権侵害との主張には疑問あり。幽霊文字消えた年金問題の背景、右折信号の不統一、理不尽な酒税税率中古家電販売禁止の各項目は興味深かった。
2017/06/18
quibbler1106
この本を読んで、しかし日本人はほとほと決められたルールに従順な国民なんだと理解させられた。普段気にも留めていないルールがこんなにも大きな影響を与え、しかも矛盾に満ちている。とくにローマ字や常用漢字、性風俗、酒税のところは面白かった。第4のビールはもう出てこないということもよくわかった(だから最近はノンアルビールの開発が進んできたのかな)。
2018/03/09
shigoro
どんな国でも多少はルールに問題があるとは思うが、日本はそのルールを変えようとする意識が少なく、直ぐに従ってしまう傾向はあるかもね。特に交通に関するルールは問題が複雑。右ハンドルは少数派になりつつあり、産業的には損しているだろうし、電車のレールも世界基準からズレて頭でっかちな歪な感じにもなってしまってる。ただ交通は変えるには膨大な資金と市民の混乱が予想され、なかなか難しそうではあるよな。
2012/04/04
星辺気楽
またも再読。
2016/09/01
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