「あなた」の哲学 (講談社現代新書 2032)
「あなた」の哲学 (講談社現代新書 2032) / 感想・レビュー
佐島楓
平易な言葉で書かれているにもかかわらず、非常に難解な内容。漱石の「坊ちゃん」が人称で「格付け」をする物語であるということ、日本語の特性である複雑な人称の表現、その二箇所が特に心に残った。
2012/08/27
しょうじ@創作「熾火」執筆中。
書いたのに表示されないって何だよw 最初の章で、森崎和江さんを引いて、身ごもった自分が語ろうとした時に、「わたし」では至らないところがあるというのには衝撃を受けた。「他者」が、他ならぬ「あなた」として立ち現われてくることについての考察、と思われたのだが、正直、よくわからなかった。
2016/07/09
まぁいっか
著者の言いたいことはわかるけれど,論理がぶっ飛んでいるところが多々あって,頭の中で?がいっぱい浮かんできました。相手を納得させるために論理的に書くってことがいかに難しいか・・・。 この本の内容とはあまり関係がないけれど,普段の会話で「あなた」とか「君」とか言われると少し相手と距離を感じてしまう。会話をするならやっぱり名前で呼んでほしい。 書き言葉だと,「あなた」って書くと,すごく相手のことを親身に思っている感じが出てくるのになぁ。
2012/04/26
オランジーナ@
読みやすくても理解できるかどうかは別だなと思った。
2015/12/20
チンズ
この本を読んで理解できたかどうかといえば、あまり理解できていない。しかし、この中に米倉斉加年氏の「おとなになれなかった弟たちに・・」の絵が印象深い。この本を読んでみたくなった。
2010/06/10
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