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原発社会からの離脱――自然エネルギーと共同体自治に向けて (講談社現代新書 2112)

原発社会からの離脱――自然エネルギーと共同体自治に向けて (講談社現代新書 2112)

原発社会からの離脱――自然エネルギーと共同体自治に向けて (講談社現代新書 2112)

作家
宮台真司
飯田哲也
出版社
講談社
発売日
2011-06-17
ISBN
9784062881128
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原発社会からの離脱――自然エネルギーと共同体自治に向けて (講談社現代新書 2112) / 感想・レビュー

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こも 零細企業営業

結構前の本。著者の両氏がニコニコでフクイチの話をしていたので読んでみた。日本てら変わらないのね。。むしろマスコミはヘタレになってるし、どっちも極端になっている。住民も地域独占されてる電力獲得を住民の手に、他の中小企業でも獲得できるようしないとブレイクスルーは起きないが、、全く動いてないし。民主党系の連中は連合に縛られて何も出来ない状態。どうにかしないといけないが、、そもそも日本社会がそう出来てない。ムカデのようにケツ舐めで繋がっている社会ではどうにもならない。この国、堕ちるな。もしくは滅ぶな。

2023/10/17

takeapple

東電の原発メルトダウン事故後の本である。その後、一応電力自由化となりどこから電気を買うか選べるようになった。しかし民主党政権から自民党政権へと変わって世の中は、どんどん悪い方へ変わって行く。飯田経産大臣も飯田環境大臣も実現せず、原発再稼働が進む。河野太郎も河村名古屋市長もおかしな面が大きくなった。河野太郎は最早脱原発ではなく裏切り者と言われているようだし。日本周辺はまた地震の危険があるだけではなく巨大な台風や集中豪雨での被害で長引く広範囲な停電が続くこともある。東電管内原発なしでも夏も停電ないけれどね。

2020/07/21

東雲

今年読んだ本で一番面白く、熱い本だった。ヨーロッパに比べて日本って相当遅れてるし、フクシマであれだけのことが起こったの何も知ろうともしない日本人の知の衰退が悲しい。代換案はあるのに人々は『見えない』という。これは少し前に読んだ『高熱隧道』『戦艦武蔵』でも感じたけど、この頃からひとつも変わってない。

2012/07/24

seer78

日本社会の問題に迫った対談。技術的に不合理と分かっている原子力から日本が離れられないのはなぜか?原子力行政の分析から浮かび上がるのは、戦前から変わらない、「空気」や「慣例」や「みんな」に過度に縛られる日本社会の体質だ。宮台真司は、行政官僚に依存する政治から脱して、エネルギーの共同体自治へと舵を切るべきと主張する。飯田哲也は、北欧諸国での成功事例を紹介し、市場メカニズムを用いた自然エネルギー普及策を提案する。元原子力ムラの住人である飯田氏の話はとても刺激的。エネルギー問題の現状と展望を知るのにもオススメ。

2012/08/04

Nさん

2011年刊行。59年生まれの宮台(社会学)と飯田(エネルギー問題)両氏の対談。3.11以前の日本のエネルギー政策に係る状況を解説する。原子力ムラを経験した飯田氏の柔軟な姿勢が印象的。政策策定にも参与したリアルさが伝わる。宮台氏のウンチクも面白いのだが、飯田氏の実務家としての経験に比べると、やや文系学者の軽さは否めない。本書で何度も強調されているのは、エネルギー問題は「相対的」なものだということだ。日本の原発問題はずっと、推進vs反対の二項対立、プロパガンダvs脱原発運動で、対話がなかった。(→続く)

2023/10/19

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