文林通言 (講談社文芸文庫 いA 13)
文林通言 (講談社文芸文庫 いA 13) / 感想・レビュー
shami
三島由紀夫のエピソードが面白かった
2012/11/02
sukham
石川淳言ふところは即ち❝明日の歌を唄おう❞といふことか。学を好むとは、単に精密に事につくといふことではない。好学とは、何よりも学ぶことへの情熱と精神のあらはれである筈だ。「学ぶ」は「知・智慧sophiaをば愛す・好むphilein」と言ひ換ふるも可ならめ。所謂「学」者の名利を追ひ奇を衒ふところ、必ずや権力やら(名誉)欲やらがゾロゾロ其の口吻から飛び出てくる 仕儀と相成る のがオチ ナラザルカ。小説といふのは文字通り❝小さな説❞に留まり、そこに居る限りに於いてのみ小説の生きる道がある、此れは小生の妄言。
2020/11/19
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