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儀式(上) (講談社文庫 こ 33-39)

儀式(上) (講談社文庫 こ 33-39)

儀式(上) (講談社文庫 こ 33-39)

作家
パトリシア・コーンウェル
池田真紀子
出版社
講談社
発売日
2014-12-26
ISBN
9784062930116
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儀式(上) (講談社文庫 こ 33-39) / 感想・レビュー

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みっちゃん

序盤はやっぱりイライラ(-_-#)マリーノの「オレを見ろ」アピールとケイの自意識過剰気味の脳内のつぶやき。もう、さすがにこういうのはいらないよ。でも本筋の方はかなり面白い。<キャピタル・キラー>と呼ばれる連続殺人事件、学校で起きた大量殺人事件、日本人の名を持ったデザイナーの自殺、FBIで進む陰謀。どう繋がっていて、私はもう、犯人に出会えているのか?このシリーズを知った頃の、ドキドキしながら頁を捲った頃を、久しぶりに思い出した。このおぞましい所業にどんな「儀式」の意味があるのだろう。

2015/03/11

Yunemo

やはり、なんとなく感じていた陰湿さから始まり。バックグラウンドが重すぎます。仲間間の関係が崩れつつある。こんな感じが前々作あたりから強く表現されて来てます。同時に、作品そのものに輝きが失せ始まった。今作で、何かが変わる、変わって欲しい、と願い、やっぱり年1回この時期に手に取ってしまう。考えてみればいつものパターン。後半になって、やっとルーシー登場、たぶんに本事件の解決への糸口を作ってくれる、そう願って。今後、代替わりしてルーシー主体の作品へと、シリーズ当初の快感が味わえるかも、なんてことを考えて上巻読了。

2015/01/18

ヨーコ・オクダ

このところ、ケンブリッジに腰を据えている感じ。マリーノはケイの組織から離れ、ケンブリッジ市警の刑事に。そしてお馴染み、クリスマス前の時期設定。ベントンは長期出張中。インフルエンザでダウンしていたケイが引っ張り出されたのは、MITで見つかった女性の変死体の件。予定前倒しでルーシーと共に帰ってきたベントンも現場へ。いつもと違って、ケイに内情を打ち明け、ある意味神がかったプロファイリングによって捜査をリードする。変死体の女子と面識があったルーシーの立場がよろしくなく…ケイの心配の種は尽きない。

2021/09/17

ひめ

年に一度のお楽しみ・・・・。だんだんマンネリ化してきているのかな。ケイとマリーノの思わせぶりな関係。その辺がくどい。いろんな権力争いや政治。純粋に仕事をするだけではなく、まわりのことも見ながら進めていかなければならないって、しんどいだろうな。

2015/02/03

マッピー

マリーノがついにケイのもとを離れて、ひとりの捜査官としてケンブリッジ市警察に勤務することになる。まあ結局事件が起きれば相変わらず相棒的な存在になるのだけど、少なくとも上司と部下という関係よりはマシといえる。しかしケイはそれが許せない。勝手に自分のもとを去ったマリーノに対して怒りを抑えきれない。事件なんてもうどうでもいいのよ。若いイケメンを見ると自分に気があると自信を持って思い込めるケイと、聞かれたことには一切答えず言いたいことばかり喋り散らすケイの秘書・ブライスにイライラしながら上巻読了。

2018/09/21

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