KADOKAWA Group

Facebook X(旧Twitter) LINE はてブ Instagram Pinterest

修羅の宴(上) (講談社文庫 に 29-9)

修羅の宴(上) (講談社文庫 に 29-9)

修羅の宴(上) (講談社文庫 に 29-9)

作家
楡周平
出版社
講談社
発売日
2015-02-13
ISBN
9784062930307
amazonで購入する Kindle版を購入する

修羅の宴(上) (講談社文庫 に 29-9) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

W-G

バブル期を題材に扱ったこの手の作品はいくつもあり、どれもそれぞれに面白かったりはする。派手に無節操な投資/融資を繰り返し、金銭感覚の箍が外れる様を楽しむ前半→すべてが仇となって破滅する後半。というテンプレ化された題材だが、やはり、この時代の空気を肌で感じていた世代だと、何か響くものがあるのか。この作品も、上巻は宴の準備段階。元ネタがあるだけに、地に足のついた話運びではある反面、狂乱の時代を彩る描写はやや抑え目に感じる。裏業界に食い荒らされるのは下巻からになりそう。この頃に定年迎えた人が羨ましく思えたり。

2020/02/20

小説を最初に書いた人にありがとう

上下巻、一気読みでした。

2015/02/24

ミスターテリ―(飛雲)

戦後、日本経済を担ってきた繊維商社に、銀行から建て直しのために出向した滝本が、日本の高度成長を背景に出世していく姿をリアルに描く。成功しかなく、高卒でトップになるには手段を選ばず数字だけがすべて、当時を知るたけにその成り上がっていく姿にワクワクする。繊維商社から総合商社になるために、土地からファイナンス事業、ついには消費者金融までも手がける。日本経済はバブルに突入、錬金術の土地売買、NTT株上場など、現実のエピソードが満載。日本経済もイケイケムードで、滝本ももはや後戻りはできないところまで・・下巻に続く。

2022/08/12

Walhalla

戦後最大の不正経理事件と言われる、あの「イト○ン事件」がモデルのようですね。 私は世代が少し違うのに加え、不勉強さも手伝って、お恥ずかしながら詳しくは存じておりませんでしたが、非常に勉強になります。下巻へ続きます。

2017/05/24

Syo

最初は応援してたんだけど

2022/08/25

感想・レビューをもっと見る