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駅物語 (講談社文庫 あ 131-1)

駅物語 (講談社文庫 あ 131-1)

駅物語 (講談社文庫 あ 131-1)

作家
朱野帰子
出版社
講談社
発売日
2015-02-13
ISBN
9784062930376
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駅物語 (講談社文庫 あ 131-1) / 感想・レビュー

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mae.dat

5章からなる連作。鉄オタの弟(故人)の気持ちを知りたくて、駅員に主席で合格した新人若菜さんが主役のお仕事小説。同期の犬塚くんも鉄オタでね、でも鉄オタは煙たがられるからって、最初は秘密にしてるんだ。若かりし頃、鉄道のお仕事にも関わった事があるのです。結構中枢の方とも関わり合いましたが、鉄オタさんそこそこ居たよね。みなさん何しているかなぁ? 懐かしい。鉄オタさんもね、度が過ぎるのはダメですよね。お仲間が1番不遇な目を見るのじゃないの? 駅員さんご苦労様です。理不尽な対応やましてや暴力を振るうとか、あかん。

2023/01/20

しんごろ

舞台は東京駅!駅での若手社員の奮闘を描くお話(^_^)駅構内の臨場感は頭に思い浮かべるし人間関係もありえる話だし、リアル感もあり面白かったです(^o^)ストーリー展開からして、自分の中ではドラマ化されるのでは!?と思ってます(^^;)というよりドラマ化してほしいですね(^o^)再読時のBGMはサンボマスターで(^^;)

2015/12/09

takaC

実在する東京駅なのに架空の東本州鉄道とか首都圏通勤線とかしないといけないところに著者の苦労が窺える。リリース時期にリアルタイムで読んでおくべき小説だな。

2017/01/28

ちょこまーぶる

読後は柔らかい心になった一冊でした。鉄道好きだった弟の死への報いと感謝の人探しのために鉄道会社に就職した女性と鉄オタの男性の新入職員の成長に付き合える内容です。それぞれが先輩職員の指導の下、それまでの冷めた感情やプライドの高さだけで考えていた鉄道が、実務を重ねるにつれ理解される現実の厳しさや学びを通して、彼らが少しづつ一人の鉄道マンとしての覚悟と新たな夢を見つけて進んでいく姿が好きでした。そして、二人の関係が、少しづつ溶けていくにつれ、二人を応援したくなってしまって気持ちが高ぶっていましたね。

2020/11/01

dr2006

通勤に電車を利用しておらず、鉄道に乗り物以上に深い思い入れはないが、お仕事プロットが良かったのか凄く面白かった(笑)。東京駅へ配属された新人駅員の主人公若菜は、電車や駅が好きという真っすぐな理由ではなく、過去に彼女が東京駅で助けてもらった乗客を探すという秘かな目的があった。だが当然仕事が必須で優先、上司や同僚との関わり、経験やストレス、様々な出会いを通じて成長していく。果たして目的は叶うのか?駅はたまに利用するが、頑張っている駅員さんの見る目が変わったし、興味がわいた。朱野帰子、他の作品も読んでみたい。

2016/02/16

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