標的(上) (講談社文庫 こ 33-41)
標的(上) (講談社文庫 こ 33-41) / 感想・レビュー
みっちゃん
年に1回のお約束本。例によってマリーノがイジイジしてるけど、ケイとベントンのモヤモヤ、ゴチャゴチャはなくて、比較的すんなりと本題に入れてほっとした。スナイパーの犯行らしき射殺事件と、事故と思われていた死亡事件に関係があるの?邪悪な企みをしていそうなあの人、死亡フラグが立っているように見えるあの人、事件の全容は全く掴めないけど、ラストはベントンとケイの台無しになった休暇旅行に出発!に終わってすっきり♪といきたいものだ。
2016/02/09
よむよむ
いつものメンバーのいつも展開ではあるけど、今作はかなりミステリー色が強くてワクワク!ケイ、お誕生日おめでとう〜
2017/09/05
Yunemo
やっぱり、今回も手に取ってしまう羽目に。なんだか一つ一つの描写が細かすぎて、鬱陶しいと思う場面多し。前半の冗長さが、後半になって変わっていく、やっと物語の流れが見えてきた、この感覚がいつまでたっても忘れられずに手にしてしまう大きな原因。今回は、同じ組織内での人間関係の不信、裏切りという点を、表に出してるが為に、イライラ感が募るのも事実。人間って自分の物差しでしか動かないし、男女の関係は意図してどうなるというものでもない。それぞれの登場人物が、この感覚で行動するものだから、ついて行くのが難しい点、多々あり。
2016/01/23
ひめ
クリスマスシーズンにはスカーペッタが発刊される。もう恒例行事だけど、最近その恒例も破られる出版業界なのできちんと恒例であるのはうれしい。続きを待っている本はたくさんあるのに・・・(これは他の本のお話)。相変わらず、上巻は何が何やら思わせぶりなことばかり。このシリーズを知らずに初読みだったらだれてしまいそう。いつも人間関係に不安を感じさせる雰囲気に、信じられる、裏切られるという感覚に、日本とアメリカとの感覚的な違いがあるんだろうと、そこに違和感を感じつつ、これも恒例のひとつとなっている。
2016/01/04
shiozy
久々のコーンウェルである。その昔、それはつまり小生が若かりし頃、海外推理小説にはまっていた頃であるが、ある時突然という驚きでコーンウェル翻訳小説が登場した。スカペッター検視官シリーズにハマったわけだ。懐かしさで久々に読んでみたのだが、上巻ではまだ物語が動かない。海外翻訳小説のリハビリが必要な助走期間である。カタカナ登場人物にまだ馴染めない小生。下巻まで我慢するとしようかのう。
2015/12/28
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