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鬼神伝 鬼の巻 (講談社文庫 た 88-35)

鬼神伝 鬼の巻 (講談社文庫 た 88-35)

鬼神伝 鬼の巻 (講談社文庫 た 88-35)

作家
高田崇史
出版社
講談社
発売日
2015-05-15
ISBN
9784062931052
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鬼神伝 鬼の巻 (講談社文庫 た 88-35) / 感想・レビュー

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三代目 びあだいまおう

確かな記憶ではないが、そういえば桃太郎も一寸法師も鬼退治をして宝を持ち帰っていたが、物語の中で『鬼』は何か悪さをしていただろうか?節分で鬼は外と鬼に豆をぶつけるが、『鬼』は追い払われるほどに何かしたのだろうか?この作品は児童文学のように読みやすい。突然時空を超えて平安時代に飛ばされた主人公天童純。かの地では鬼と人間との熾烈な争いが繰り広げられている。スサノオノミコトの子孫でオロチを手にした純も、悪を極める鬼たちとの戦いに手を染め・・?なるほど、その節説得力ありますね、高田さん!この先が益々楽しみだ‼️🙇

2019/12/20

mocha

タイムスリップもの。高田さんがYA向けに書くとこうなるのか。鬼とは、神とは…。源頼光&四天王はけっこう好きなのだけど、裏側から見るというのも面白い。コミック『応天の門』を最近読んだので、あの人やこの人が出て来たのも楽しかった。まだまだ決着はついてないので続巻を読まなくては。

2018/07/16

hnzwd

デビュー作から歴史の裏側にズバズバとメスをいれ続けている高田崇史さんの新シリーズ。今回は、神・鬼vs人の戦いを描いたファンタジーです。神も鬼も(妖怪も熊も蜘蛛も!)勝った側が隠したかった歴史上の敗者であり、もともとは人だ、っていう論は高田さんファンならお馴染みのもの。ファンタジー色が増して読みやすくなってるのかな。。ゴリッと重いのもそろそろ読みたい所ですが。

2015/06/11

り こ む ん

読友さんからの頂き本。展開は読めるものの、懐かしい感じがして一気読み。昔はこんなシリーズをよく読んでた自分を思い出しつつ、小野篁が登場したのがなんとも素晴らしい!ブラタモリで知った人物なのだけど…なるほどな立場。たまにはこーゆーのも読むと以外に面白い登場人物に出くわすものだ。ただ、ちょっと不満は主人公が元の時代に戻りたがる理由がイマイチかな?そんなに彼にとって、戻りたい!って感じがする生活してなかったよーな…と、意地悪く思ってしまった(笑)

2017/04/29

はつばあば

先日重吾さんの「天風の彩王」を読んでいたので、なぜかとても納得できて鬼に味方する私がいる。単純やねぇと自己反省するが、ほんと「人は平等、あらゆる人達が・・」これ絶対権力者の戯言よね。今、沖縄50年記念特集しているけれどこの本で当てはまるのは沖縄が鬼で本島の人間が人だと言ってるようなもの。悪さをしない一般人からあれやこれやと取り上げる施政者。黙って取り上げられている私達。ほんとどの時代から去勢されてしまったんやろ。少年文学のようなのが年寄にはぴったり合ったのかも(;´∀`)

2022/05/14

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