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鬼神伝 神の巻 (講談社文庫 た 88-36)

鬼神伝 神の巻 (講談社文庫 た 88-36)

鬼神伝 神の巻 (講談社文庫 た 88-36)

作家
高田崇史
出版社
講談社
発売日
2015-06-12
ISBN
9784062931069
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鬼神伝 神の巻 (講談社文庫 た 88-36) / 感想・レビュー

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三代目 びあだいまおう

第2弾も変わらず読みやすい。再び平安の世に飛ばされた主人公純を待っていたのは更に苛烈な鬼と人との互いの存亡を掛けた戦。貴族側は期せず阿修羅王まで呼び寄せ後がない。オロチを巧みに操る純、戦局が一方的になってきた側は最終最悪の戦法を選ぶ。『一二三の三拝』世の終焉が迫る!頼みの綱さえ潰え、もはや覚悟の全員決死の崖っぷち!そよ風のように語られる水葉の愛と、鋭く貫くように刺さる篁の述べる愛。守りたい、守るべき存在に逆に守られる悲しさたるや!心の真実に触れた時まさかの存在が現れる!よし、ネタバレにはなってない‼️🙇

2019/12/22

はつばあば

前回の続きでまた純は平安時代に飛ばされた。今回は弥勒菩薩がとんでもない暴れん坊で、もし解放したなら無の世界になると。仏教と神道・・神道は日本古来の宗教とされるが・・鬼を払う行事が多い。八百万の神をも取り込んだ神道なのか。現在も過去も人は争うのが好きとみえる。歴史とは面白い。見方一つで鬼にもトツクニの侵略者にもなる。京都に住みながら、この歳になって色々と目覚めさせてくれる本が面白い。もう先は短いのだから現状に刃向かうことはできない。血の気の多い婆だからそれでよかったのかもと(;´∀`)

2022/05/15

hnzwd

シリーズ第二弾。前巻のラストで現代に戻った主人公。ところがまたもや鬼に招かれ人と鬼の戦う平安時代へ。。敵側の取った帝釈天を降臨させるという手は、帝釈天と戦い続ける阿修羅王を呼び寄せる結果に。二方向から攻められ、窮地を迎えた敵側のとる起死回生の一手とは?戦いの最中、敵方の仕掛けた罠にオロチが倒れ、、と、いう感じでクライマックス感溢れる第二弾でした。最後は、、ドラえもん映画のあのシーンが再現されるのか。

2015/06/18

とも

★★★★再び平安時代に飛ばされた天童純。「鬼」軍団は、「人」軍団との決戦間際。「人」軍団は大規模な最終兵器を決定していた。それを食い止めるべく、純と雄龍霊(オロチ)の戦争が始まる。内容は少々ジュブナイルで浅いものの、十分に楽しめる1冊となっている。

2018/09/23

cherry☆

シリーズ第2巻。今回は阿修羅王や伐折羅大将など天竺の神々までも登場し、人と鬼の戦いも益々激しさが増した。登場する神々や仏の関係性もなるほど!と思いつつ楽しく読めた。阿修羅王はとてもかっこいい方で登場する度にやけに注目してしまった。ラストの方はまさかの展開が続いて驚きやら切なさやら、ますます次の巻が楽しみになった。

2015/06/16

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