大幽霊烏賊(上) 名探偵 面鏡真澄 (講談社文庫 し 72-7)
大幽霊烏賊(上) 名探偵 面鏡真澄 (講談社文庫 し 72-7) / 感想・レビュー
yumiDON
理想の精神病院と言われる芦澤病院に着任となった使降と面鏡。そこに入院するくせのある患者達。病棟の奥の「立ち入るべからず」と貼り紙がされた部屋にいる「黙狂」。何かが起こりそうな不穏な空気をはらみつつ、物語は進んでいく。気になる「黙狂」の謎を追いかけるのも、ドキドキするけど、患者達の精神世界も物語のスパイスになっている。現実の世界にいるのに、白昼夢を見ているような非現実感がとっても不思議な感じがする。下巻へ突入。
2016/07/30
よむヨム@book
★★★☆☆ 星3つ 葦沢病院という公立の精神障害者施設を舞台に、「黙狂」という人物をめぐり、精神科医『使降 醫』が謎を暴いていく物語。 しかし、「名探偵 面鏡真澄」とサブタイトルにあるのに余り出番がないのが、ちょっと残念。
2023/08/30
ぶうたん
単行本で読んでるのに全く覚えてない。文庫では上下巻になっており、上巻は戦後すぐの精神病院を舞台にした話。犯罪はないものの、患者に関しての謎はある。ただ、現時点では何も解き明かされず、全貌は見えない。30年後の章が始まったと思ったら捕鯨の話となり,最後には巨大烏賊が登場して上巻の終わり。いやあ、こんな話だったかな。
2023/04/09
M.I
主人公の口調(独白含む)がいや、確かこの人は医者だったから・・と思い直さないと学生か少年のようなのだけれど、後篇を読んでそのあたりはそんなものかと。 奇々怪々な人物の描写に起こる事件や怪異が霞むくらいだ。
2015/06/29
たこやき
感想は、下巻でまとめて。
2015/09/11
感想・レビューをもっと見る