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鬼神伝 龍の巻 (講談社文庫 た 88-37)

鬼神伝 龍の巻 (講談社文庫 た 88-37)

鬼神伝 龍の巻 (講談社文庫 た 88-37)

作家
高田崇史
出版社
講談社
発売日
2015-07-15
ISBN
9784062931427
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鬼神伝 龍の巻 (講談社文庫 た 88-37) / 感想・レビュー

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三代目 びあだいまおう

シリーズ第3弾、今度の舞台は鎌倉時代。前巻平安時代に石と化したオロチが蘇る為の300年を経て、人と鬼との熾烈な戦いが続く。主人公天童純も高校生となり、しかも飛ばされた鎌倉時代ではこれまでと違う修行を積み成長している。目覚めた純とオロチのコンビは圧倒的で、戦いはある結末を迎える!2019年も残り僅かです。読書で自分が成長してるとは思えませんが確かに感じていること『本の世界に身を置き、疑似体験が与える確かな感情は、私を少し正しく、そして少し優しくしてくれる!』読書は正しく優しく生きる道を示す楽しい修行‼️🙇

2019/12/30

はつばあば

平安時代から鎌倉時代・・300年たったのでしょう。現世では純君も中学生から高校生に。小野篁に呼ばれて鎌倉に飛んだはずなのに純君がいない。王仁丸ってどこかで名前を読んだ覚えが・・と気になってまさか純君が転生してたとは(^^♪。王仁丸は二階にある孔雀王シリーズの中に登場してたのだと。そしてもう一つ法然さんも親鸞さんも鎌倉時代の人やったんや~と再認識。法然さんも親鸞さんも京都で今なおふんぞり返ってはりますわ。宗教家の人達は鬼の味方なのか人の味方なのか・・。日蓮さんは鬼の味方やってわかりましたけど。

2022/05/15

hnzwd

シリーズ第三弾。完結?三度目のタイムスリップは鎌倉後期。鬼と人との戦いはますます激しくなっています、、が、今作はそこを救う主人公が、なかなか出てこない。クライマックスに向かって謎や小ネタが明かされていく形式は、前二作に比べると多少大人向けになっています。続きが書ける終わり方ですが、、これで完結でもいいのかも。

2015/08/06

とも

★★★☆舞台は鎌倉、執権8代北条時宗の時代。そこでも、前作平安同様人と鬼が戦いを繰り広げられる。そこに宗教や神仏の戦い、竜や雄龍霊(オロチ)、刀剣など敵味方になって戦いが繰り広げられる。まだこのシリーズ、つながるみたいなので目が離せない。

2018/10/26

紅香@本購入まであと9冊

どうしようもない事柄に善とか悪とか本当に難しい。見渡せば今でも特権社会。権力が横行する。公平という言葉は空回りし、いつになっても降り止まなさそう。。あの後もきっと、この物語は私たちの日常の水面下を行く。『鬼というのは戦う神のことだ。そして神は我々人の祖先。また人は仏となる。つまり鬼も神も人も仏もみな同じ』神社仏閣が好きな私の視点も今までと同じというわけにはいかなくなった。収束は忘れてしまうことではないと感じた。違和感にその都度立ち止まって悩み、考えていきたいと思う。平和を祈る気持ちは皆同じなのだから。

2023/04/22

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