境界 横浜中華街・潜伏捜査 (講談社文庫 ほ 40-1)
境界 横浜中華街・潜伏捜査 (講談社文庫 ほ 40-1) / 感想・レビュー
巨峰
80年代の横浜と現代の横浜。そこを繋ぐ3人の中国系の少年と大偉。外事警察。骨太の小説だと思いました。横浜に地理感があればもっと面白く読めたんだろうな。
2021/02/21
ナリボー
6/10 横浜中華街を舞台に、日中国交正常化以降の日本、中国、台湾の複雑な関係の一部を知ることが出来たのは良かったが、テンポが悪く途中までは読むのがちょっとしんどかった。
2021/03/27
タカシ
横浜中華街で31年前に失踪していた男の死体が発見された。警察は過去の失踪事件を手掛かりに捜査するが…。なかなか面白かったですね。長かったけどストレス無く読めました。もうひとつ事件というか盛り上がりがあると良かったかな。
2016/05/03
miki
横浜中華街を舞台に起きた殺人事件が31年前の失踪の真相へ繋がっていく。過去と現在が交互に描かれる。横浜中華街に住む在日中国人たちと、神奈川県警の警察官が主な登場人物。かなりの文量だが、飽きることなく最後まで読める。事件の真相というか動機は正直なところ、なんてことなくてやや肩すかし感があるが、31年前の少年たちの瑞々しさや熱量と主要人物の魅力あるキャラクターによって満足できる作品だった。単純に面白かった。また、中華街やその周辺が細かく描かれていたので地理もイメージしやすかった。
2017/04/04
波切
刑事小説と青春小説が見事に一体になっている。横浜中華街を舞台にした少年3人と警官の失踪事件から始まる。30年後の現代の事件から過去の経緯が明らかに。横浜中華街に行きたくなる読後です。
2015/08/09
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