KADOKAWA Group

Facebook X(旧Twitter) LINE はてブ Instagram Pinterest

ネオカル日和 (講談社文庫 つ 28-17)

ネオカル日和 (講談社文庫 つ 28-17)

ネオカル日和 (講談社文庫 つ 28-17)

作家
辻村深月
出版社
講談社
発売日
2015-10-15
ISBN
9784062932288
amazonで購入する

ネオカル日和 (講談社文庫 つ 28-17) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

三代目 びあだいまおう

時々ピアノを聴きに行きます。演奏者MCで「···聴いて下さい」の言葉の弾き始めに少し違和感を感じます。私の大好きなピアニストさんは「···聴いて頂けたら嬉しいです」で弾き始める。この些細な言葉の違いが私には大きく、本作は辻村さんの『読んで頂ければとても嬉しいです』が詰まったエッセイ集です。大好きな辻村さんの大好きなものに触れられる、まさにファン垂涎の贅沢な玉手箱!初めて書いた小説の話、くだもの絶品料理の著者レシピ!更には掌編&短編も収録!私達を夢中にさせる『小説家・辻村深月』の感性の泉がここにある‼️🙇

2020/02/26

yoshida

辻村深月さんのエッセイと掌編からなる作品集。辻村さんの好きなモノが分かり、他の作品への投影も感じられます。読んでいて暖かな気持ちになれて良いですね。ホームズとルパンでは私もルパンが好きです。あえて言えば、やや散漫な印象がある。その分、どのページからも読める良さがあると言えるだろう。後はドラえもんへの愛。辻村さんの作品から迸るドラえもんへの愛情とオマージュ。辻村さんの幼い頃からの、きっかけと深化を知る。何かに夢中になることは素晴らしい。そして好きなことが作品に活かされ、身を助ける。人生かくありたいものです。

2018/05/30

おしゃべりメガネ

ちょっと気分転換にエッセイを。辻村さんの作品は正直、そんなに読めていないので、まだまだ若輩者ですが作者さんのあらゆる深い'愛'が伝わりました。中でも彼女の『ドラえもん』に対する愛情は並々ならぬモノがあり、本書を読むと改めて映画版を観たくなります。本と映画の話も興味深く読むコトができ、彼女の作品のルーツみたいなモノを少なからず感じとるコトができたかなと。ショートショート&短編集も収められていて、たい焼きの話が1番好きかな。この話読んじゃうと、間違いなくたい焼きが食べたくなります。また辻村さん作品、読むかな。

2021/02/11

にいにい

この頃、好きな作家さんのエッセイを読む喜びに目覚めてきた。辻村さんのエッセイはお初。辻村さんの好きな物がルポされていたり、昔からの思い入れがふんだんに盛り込まれていて面白い!。辻村さんの作品のリンクのもとがパー子なんだ。藤子・F・不二雄さんの凄さを再確認。ショートショートも嬉しかったけど、やはり長編がいいなあ~。「七胴落とし」の原作探そうっと。これからも、「幸福に勘違い」しながら作品を読ませてもらおう(●^o^●)。

2015/11/06

〇〇肉店

辻村さんのエッセイ集。藤子・F・不二雄さんのファンなら、辻村さんのことを知らなくても結構楽しめそうな内容が多いです。しかしこう読んでみると、エッセイのネタ集めも兼ねてとはいえ、辻村さんは随分とアクティブな方なんですね。

2015/11/04

感想・レビューをもっと見る