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欠落 (講談社文庫 こ 25-46)

欠落 (講談社文庫 こ 25-46)

欠落 (講談社文庫 こ 25-46)

作家
今野敏
出版社
講談社
発売日
2015-11-13
ISBN
9784062932356
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欠落 (講談社文庫 こ 25-46) / 感想・レビュー

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KAZOO

同期シリーズの2作目です。これで3作すべて読んだことになるのですが、さらに続きを出してほしい気がしました。今回は警察学校でなかのよかった女性刑事が本部に転勤してきます。主人公やその回りの先輩刑事などと一緒に飲んだりして知られるようになりますがすぐ事件に巻き込まれます。その事件に対してほかの事件との絡みもあったりしてさらに考案が絡んでまた同期の懲戒免職になった人物とのかかわりも出ます。一気に読ませてくれました。

2019/11/04

のり

同期シリーズ第2弾。「宇田川」の同期「大石陽子」がSITに移動してきたが、立てこもり事件の人質交換で行方がわからなくなる。安否を気にする宇田川だが、別件の連続絞殺事件に関わるが身元すら判明しない。捜査は全く進展しない。上層部の動きも不自然。もう一人の同期「蘇我」が情報をもたらすが…この二つの事案に繋がりが見えてくるが、またもや公安の圧力。捜査部の威信に懸けて宇田川がさらなる成長をみせる。

2019/12/11

naoっぴ

【警察・探偵週間@月イチ】刑事と公安の組織の方向性の違いと対立を浮き立たせたシリーズ第二弾。あらすじから緊張感ある話なのかなと思いきや、そのへんはテンポよくチャッチャと展開、超読みやすいライトな警察小説でした。前作「同期」はまだ緊迫感があったと思うんですが。主役の宇田川はクセのないいいやつで上司皆から可愛がられ人間関係良好。嫌な人間は出てこない(笑) 内容にしては頁数稼ぎすぎなところもあるけれど、たまにはこういうほのぼの刑事モノもいいかも(^-^)

2016/09/22

ふう

花粉が飛び交う風の強い日、今日は外出なし!と決めて読み始めました。同期シリーズの2冊目。今回は闇がそれほど深くなく、同期から繋がる仲間との関係も、信頼し合い助け合う場面が多く、けっこう爽やかです。公安は、その仕事内容を知りたいような知りたくないような怖ろしい存在。でも、社会の裏は必ずあって、平凡な人たちがその裏に引きづり込まれないように働いている人がいるのでしょうね。「国を守る」ために、切り捨てられる市民もいるような気もしますが。 気の弱い人間ですが、警察小説はもう少し怖ろしい方が好きです。

2017/03/22

TakaUP48

「同期」第2弾。宇田川の同期・大石陽子が特殊班捜査係SITに、月島署の特本で一緒だった土岐も警視庁へ異動配属された。先輩コンビの植松警部の要望に応え、四人で一献。その1ヶ月後、人質を取った立てこもり事件。SITが出動し、女人質を大石とを交換した直後に犯人は逃走。多摩川河川敷で女性の遺体発見。殺人事件で捜査が始まる。佐倉という年配刑事と組んだ宇田川は、大石の安否にヤキモキ。元同期・隠れ公安の蘇我が絡んできた。人質事件と3件の殺人事件が微妙に公安筋で繋がる。後半は、中国マフィアでバタバタ。いやあ、疲れました!

2022/06/24

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