レイク・クローバー(上) (講談社文庫 に 29-11)
レイク・クローバー(上) (講談社文庫 に 29-11) / 感想・レビュー
ミスターテリ―(飛雲)
ミャンマー奥地の三つの湖からなるレイク・クローバー。そこでは秘密裏にアメリカが資源調査をしていたが、そこで在中する駐在員が突然変死を遂げる。その死体は悲惨な状態で、体内には何かが這いずり回ったような痕跡、口をあけると歯茎の部分に小さな穴が空きスポンジのように。CDCがすぐに調査を開始するが、どうやらそれは未知の寄生虫らしい・・・感染源はどこに、なぜ原住民は大丈夫で、寄生された人はゾンビのように人を襲うのか、治療薬はあるのか、なぜアメリカ政府は応援部隊を送らないのか、疑問が次から次へ・・息つく暇もなく下巻へ
2024/02/16
shiozy
久々に本格大型サスペンスである。石油コングロマリットのミャンマー天然ガス掘削基地が得体の知れない寄生虫に襲われる。米国の権益を秘匿するため、原潜が派遣されたりして、スケールがでかい話である。基地の人々は救われるのか、予断を許さない展開に、ワクワクドキドキ感が募る。さ、早く下巻に行こう。
2015/11/30
Walhalla
致死率100パーセントの寄生虫に感染し、犠牲者が次々と・・。お恥ずかしながら、虫が苦手な私は、気絶しそうになります・・。それでも、続きが気になって仕方ありません。 ヨロヨロになりながらも、下巻に進みます。
2017/11/21
うめ
読みやすさ、話の作り込み、映画の様な場面転換。どれをとっても一級品。最高のエンターテイメント。こんな面白い作家さんの作品を今までスルーしていたなんて!この手の主題の作品や、映像ありきで組まれた作品も色々読み倒して来ましたが、1番です。残念ながら、エンタメなので、安易な感動だとか、美しい表現だとか、ブンガクを求められている方には向きませんが。とにかく面白くて、力があって。エンタメに餓えてる方にはオススメしたい。なんでこの本、あんまり読まれてないの?不思議すぎる。
2016/01/07
HaruNii
ミャンマーの奥地で新種の寄生虫に襲われるパニックもの。 人に寄生し発病し死に至る直前に、新たな寄生先の人間にかみつく。強烈な展開。
2019/10/22
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