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東京ドーン (講談社文庫 は 108-1)

東京ドーン (講談社文庫 は 108-1)

東京ドーン (講談社文庫 は 108-1)

作家
早見和真
出版社
講談社
発売日
2016-01-15
ISBN
9784062932677
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東京ドーン (講談社文庫 は 108-1) / 感想・レビュー

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takaC

そんなに懊悩するほどの事かとも思うが、それが若さって事なのか。

2017/04/16

えりこんぐ

ゆるく繋がる連作短編集。途中でこんがらがるので相関図がほしいくらい。就職、転職、結婚、恋愛etc..27歳は迷う事だらけ。その時は焦るけど、過ぎてみれば「まだ」27歳! 焦る事ないって自然に思えるのに。とりあえず、自分から別れを切り出しときながら粘るような男は嫌だ。

2018/09/19

TAKA

男としてはちょっと生々しかったかなあ。男が情けなかったけども男ってこんなもんなんですよ。見栄はりたいし虚勢はりたいし劣等感が強い生き物なんです。繋がりがごちゃごちゃしてページを元に戻す時もあるけど面白かったです。もう一度読み返せばもっと面白く感じるかな。虚しさも必要だと思う。

2019/12/30

Yunemo

著者のこの感性に惹かれます。多分に、ずっと昔に過ぎ去った27歳という年齢、なんだか妙な焦燥感に駆られていたんでしょう。すんなりと共感できるところがあるのって、どこかにまだ燻る気持ちが残っているからかも。時代背景も環境も違ってはいても、若者の奥底の一部分って、いつの時代でも生きるための共通項があるんだな、と素朴に感心。あまりに自分を飾りすぎ、気持ちを読むのに四苦八苦、年代に限らず。でも年を経るごとに焦りの気持ちは薄れてます。精一杯足掻いて生きることって、結果としてかっこいい、これを理解するのは後々になって。

2016/01/23

パンダプー

面白かった。この作者男性ですよね。 飛鳥井 千砂さんの作品みたいな雰囲気の連作中編集でした。今度、就職氷河期に就職活動がうまくいかなかった人を国が支援するらしいけど、この作品の人たちはまさに、その世代なのかな? みなもがいて頑張っている感じが、スーッとしみました。

2019/08/19

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