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水鏡推理2 インパクトファクター (講談社文庫 ま 73-6)

水鏡推理2 インパクトファクター (講談社文庫 ま 73-6)

水鏡推理2 インパクトファクター (講談社文庫 ま 73-6)

作家
松岡圭祐
出版社
講談社
発売日
2016-02-13
ISBN
9784062933322
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水鏡推理2 インパクトファクター (講談社文庫 ま 73-6) / 感想・レビュー

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ナイスネイチャ

途中までSTAP細胞事件とリンクしてどうしてもあの方達がチラついて・・・。これは映像化したらだいぶ修正入るでしょうね。研究には資金がかかるんですねなんかよ予算消化しないといけないし、実績あげないといけないし大変さは理解できました。不正はいけないですが。

2016/04/03

🐾Yoko Omoto🐾

現実に世間を騒がせているSTAP細胞問題を彷彿とさせるシリーズ2作目。今作もとにかく知識量の多さに圧倒され、勉強になることばかりだった。フィクションなりの誇張や虚構の部分はもちろんあるのだろうが、論文が名門誌に掲載されることの意味、学術論文と実験結果に関する驚きの現実、地位や名誉やインパクトファクターを欲する研究者たちの実情を非常にリアルに読ませてくれる。奇術のように強い錯覚を植え付け専門家さえも欺く、単純でありながらも巧妙な捏造を如何に見破っていくのかという過程が今回も興味深かった。→(続)

2016/02/21

Yunemo

著者作品、回・数を増すごとに、雑さが目立ってきてると思うのは私だけ?時事的問題を下敷きにして、その暗部を解明していく、こんな感じで読み出したのですが。杜撰なトリックが、結局は主となって展開、でも現実もこんなもんかも、との想いも強く。全体の流れとして、研究と助成金の関係、把握し難いのは事実、予算主義であるための欠陥なんでしょう。こんな想いがありながら、全体を通して貫く人間模様には気持ちよく浸れます。「現実的な推理の基本原則は、すでに判明済の事柄に基づき、思考の筋道をたどり、未知の要素を推し量ること」、納得!

2016/02/29

absinthe

人工血管研究で、STAP細胞事件を彷彿とさせる事件が起こった。今回は捏造の本質より、相手の人格を無視して捏造者を糾弾する、ネットの大騒ぎに焦点が当たっている。主人公は少し丸くなり、吠えまくる姿勢だけでなく、何故そうなのかに思いを巡らせるようになる。注意深く読めば最後のトリックは、実験の説明の半ばでわかってしまうが。面白さの本質はそこではない。まぁ面白かったけど、特にオススメはしない。 ここまできたら主人公に「まるっとお見通しだ!」と言わせても違和感が無い。

2016/07/25

さばかん

面白すぎてページをめくる手が止まらない。  ちょっとカタルシスが弱い気もするけどこれが現実的であり現実なのかもしれない。   それにしても科学研究って色々大変なんだなぁ。どうにかならんものかね。

2016/03/08

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