新装版 死者の木霊 (講談社文庫 う 5-50)
新装版 死者の木霊 (講談社文庫 う 5-50) / 感想・レビュー
スミレ
信濃のコロンボシリーズ1作目にして著者のデビュー作です。 バラバラ殺人事件が発生するが、被疑者自殺という形で事件は終焉をむかえる。疑問に思った竹村刑事は単独捜査に乗り出す。 執念とも言えるべき竹村刑事の捜査が実を結んだラストは、目頭が熱くなりました。 30年以上前に書かれた作品にしては時代の古さは全く感じず、とても読みやすかったです。 著者内田康夫さんが、この作品を皮切りに、100作以上に渡る浅見光彦シリーズを書かれたのかと思うと、この作品を読めたことに感謝すら覚えます。
2018/04/18
くまクマ
クリスマスプレゼントで頂いた本。粋ですね。ミステリーの楽しさを思い出させてくれるものでした。満足です。
2017/12/29
かなもー
これが内田さんのデビュー作…レベルが高すぎて恐ろしい。読み応えのあるミステリー小説だった。とても面白かった。ひとつの殺人事件から、とんでもなく深く複雑な伏線が中盤から散りばめられ、主人公の執念の捜査で暴かれる恐ろしい事件の真相が終幕へ向かうにつれて伏線回収される過程が見事だった。
2017/05/19
明香
時代設定が古いせいか、三十代の刑事さんたちの口調がおじ様っぽくてどうも、三十代の容姿を想像して読めなかった(^-^;)信濃のコロンボってことで、頭の中は梅雀さんでした。地元の駅も出てきたけど、古い建て直す前の駅を思い出して読みました。気になったのはその地元の駅の近くでタクシーの運転手をしてる人が登場して、会話してたけど、めちゃくちゃ訛ってる感じの会話文でビックリ。当時はそんなに訛ってたのかなぁ?
2017/01/06
fumikaze
著者初読み。
2023/06/30
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